草野球2017年総括(2)捨て台詞をばねにして
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虎男
2017年11月26日 11:39 visibility287
昨日のシーズン最終戦が終わった後、チームメイトの2人と居酒屋で飲んだ。1人はまだ入って7か月の
投手として頑張ってきてくれたM君。もう一人はチーム創設の年からのメンバーN君。それと私の三人で
慰労会を行った。私は、2年数か月になる断酒を継続させるためにウーロン茶のみのオーダー、他の二人は
アルコールを口にしていた。
色々な話をした。だが、その中で私が「この1年間24試合を作った中で、色々な人への感謝があった。しかし、
その色々な感謝の中でも、ある言葉がモチベーションになってエネルギーになっていたのは確かだ。」と2人に言うと、
「それって、どういう言葉ですか?」
「僕に捨て台詞してチームを止めて行った感謝のかけらも無い元チームメイトの言葉だよ。」
「どんな言葉だったんですか?」
「このチームは、ろくにメンバーも集められない。1年間、練習だけしかできないチームになりさがった。二度と試合なんか組め無い。今後、俺がチームを出て行ったあと、試合ができるわけがない。せいぜい頑張ってくださいね。」って言われたんだよ。」
「そんなことを言う人が元メンバーの中にいたんですか?」
「いたよ。」
「俺だったら、それ許せませんね。」
「別に良いんだよ。それを最後の言葉にして出て行ったんだから。そんな言葉を吐いて、居残られたんでは問題だけど(笑)」
「監督。俺、監督みたいに、チームのすべての仕事をやってくださって、メンバーにはユニフォームと野球の道具だけ持ってグラウンドに来てくれればよいよ。って安心感を作ってくださっているのに、そんな言い方って許せませんよ。俺だったら殴ってるな」
「おいおい。物騒なことをいうなよ。お気持ちありがたく頂戴しておくけど、俺はそんな捨て台詞に対して、感謝しているんだ。」
「感謝?俺だったら腹が煮えくり返って、そんなことを言った奴呼び出しますよ。」
「呼び出して殴っても気が済まないのが俺だよ。だったら、その捨て台詞を「教訓」としてこれから倍返ししてやる。って思ったんだ。その倍返しは「野球の試合を頻繁にやる」って事じゃあないか。」
「凄いっすね。俺なんか、そんな考え浮かんできません。言われた相手に悔しくて、ぶっ飛ばしてやるって気持ちになっちゃいますよ。」
「でもさ、そいつが俺に捨て台詞をしたのは、自分が俺みたいにチームの監督にはなれないからこそのジェラシーが垣間見えるでしょ。俺が一生懸命やっていることが俺の人生の中にあって、それに賛同している人たちがチームメンバーとして数名いるって言うのは「贅沢な話」でしょ。野球をやることで「味方」がいるってことだからさ。俺は、その捨て台詞に感謝してるんだよ。なぜなら、絶対に見てろ。こんな言葉を最後に言って去った元メンバーの言葉どおりにはならない。チームを復活させて、たくさんの試合を作って行く。捨て台詞をした野郎に後悔させてやる。と言うのが、モチベーションになり、俺の草野球チームの仕事への起爆剤となってくれたわけよ。だから昨年の8倍の数の試合ができたと言えるし、この捨て台詞に感謝しているんだよ。これからも、この言葉を胸に草野球の仕事を継続して行くつもりだ。頑張るよ」と言ったら、チームメイトの2人は「俺にはそれ絶対にできないわ・」と言いながら、また杯を重ねて行った。
「男は、言われたら言われっぱなしは絶対にダメ。やりかえさにゃ。」が私のモットーである。
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