草野球2017年総括(1)昨年の8倍の試合数について

  • 虎男
    2017年11月26日 11:15 visibility243

私にとっての2017年は「自チーム復活」の年だった。去年5人の新入部員が入ってくれたおかげで、昨年チームに試合に足る十分な選手が揃った。その選手たちの活動への出席を淡く期待しながら、監督として「やるべきこと」を一年間やってきて感じたことをここで総括したい。

 

昨年3試合。今年24試合。いつだっただろうか「倍返し」と言う言葉がはやった。倍返しどころか、8倍返しをやってのけたことになる。私が思うには昨年3試合しかできなかったチームが次の年に10試合もできたら、それは「大躍進」を遂げたことになる。だが、私のチームは、24試合をやってのけた。勝敗はどうなんだ?と言う人もたくさんいるだろう。もちろん野球は勝負事である。大事な要素だろう。しかし、45歳平均年齢チームが、20代、30代中心のチームに立て続けに勝利できるなんて、よほど鍛え抜かれた精鋭が揃っているならまだしも、趣味と健康維持に集まったメンバーのチームが、そんなことに縛られてチームの継続ができるわけがない。

 

私は今年、24試合全ての対戦相手探し、グラウンド確保、試合調整、試合開催、実施、会計収支、報告、試合後の相手チーム代表者への挨拶全てやってきた。だが、私のこれらの仕事の原動力は自チームのメンバーの活動への出席だったと言いたい。彼らが活動に出席してくれなければ、試合は成立できなかったし、そして今年もまた少ない人数のメンバーがキャッチボールやノックなどの基本的練習をしただけで終わった活動の山なんて「空しい」ことで終わっていたかもしれない。こんな思いを自軍のメンバーに味併せたくないと言う一心だった。

 

色々なタイプのリーダーがいるだろう。メンバーを鼻で動かすタイプの「親分肌の監督」、私のように「実績とン信頼」を得るのは「監督が率先して黒子」になり、チームの仕事を全て行るタイプ。どちらが良いなんてことは言いきれないだろう。しかし、私は後者のタイプの監督だ。これからの時代、親分肌の監督など、今の若者たちのように「会社で上司に飲みに行こうか」と尋ねられて、「それはパワハラです」と言うような連中が受け入れるわけがない。親分タイプの監督は絶滅危惧種になるのは必至。だが、監督がきちんと率先してチームの仕事をやっていく「責任遂行型」の監督は生き残っていくだろう。そこには、チーム愛が見えるからだ。組織への愛情が見えないようなリーダーのいるところで、チーム愛などメンバーに芽生えるわけがない。

 

試合を24試合作ったことは、感謝を自軍のチームだけではなく、対戦してくださった相手チーム様にも同様の感謝がある。野球は対戦相手無しには試合にならないからだ。心から感謝をしたいし、これを継続させていきたと思う。

 

今年の私のチームの黒子の仕事に関しての点数は80点。まだまだ、頑張れると思っている。

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