覚悟の無い草野球チームの監督はチームを去れ

  • 虎男
    2019年01月21日 21:04 visibility3670

草野球チームの監督さん達は、どういう覚悟を持ってチーム運営をしているのだろう。代表者であることは、チームの運営に携われるすべての仕事を把握しているのが「基本」だ。我がチームに一人だけいた「元草野球監督経験者」の人間。3年足らずで辞めて行った。しかも捨て台詞を残して。あとから、うちのチームの「助っ人」に来た人間が、その「元監督経験者」が仕事をしないでグラウンドだけ確保して偉そうにしていたから、チームから総すかんを食って「メンバーに反旗を翻されて蹴っ飛ばして辞めさせられた」ことも伝えられた。実際下に箇条書きする覚悟が無い奴が運営など神経に触るほど「丁寧な仕事」を強いられることができるわけがない。監督に課される覚悟すべきものは下記のようなもの。

 

①監督は活動に必ず出席すべき、すなわち責任者であるから「皆勤賞」をするのは当たり前

②チームの仕事、会計管理、道具管理、メンバーへの連絡、相手チームとの交渉と連絡、審判員の派遣の交渉、新入部員のデータ管理、ユニフォーム作成の全般、グラウンド確保に関してのノウハウとスケジュール確定の仕方、チーム規約の編纂、活動及びイベントの方向性、規格、立案、実行。チーム内に発生した問題処理など、これらに対する覚悟の無い人間は監督を辞めるべき。

③あらゆる問題は監督の名のもとに直接降りかかってくる。これに対して逃げずに冷静に、そして速やかに対処し、チームに影響が無いよう処理をする。

④監督の自覚が無くて、他の趣味に没頭したいなどと言う気持ちのある人間は、チーム内の他のメンバーに監督を譲るか、もしくは監督本人がチームを去るべき。

⑤監督は「責任転嫁」をしない。責任を持って全ての問題に対して丁寧かつ「チームの代表である」ことを忘れず、「チームに悪影響を及ぼさないよう」に処理をする。

⑥大人のチームであれば、きちんと金の処理に対しては清廉潔白を継続すべし。会計は部費からの支出があれば、すべて支出後にメールで全メンバーに対して、支出した金の詳細を記して綺麗にしておく。

⑦常にチームは「危機感の上」にある「時化の上の小舟」であると考えること。メンバーであっても代表に反旗を翻してきたり、感謝の無い人間は山ほどいると考えておくべき。そうでなければ、人間関係でのトラブルに立ち向かえない。

⑧一本筋が通ってない人間は監督を引き受けるべきではない。人に感化されるような人間ではチームを束ねることなど不可能。最初にチーム規約を作らないと、必ず問題が出て来た時に監督が「規約に照らし合わせると、君の言っていることは、規約の条項に抵触している。それはわかってて言っているのか。」とずばっと言えなければ、組織は簡単に崩れていく。

⑨監督がチームメンバーに発する言葉は「責任」そのもの。おちゃらけた話をしていたい人間は、その役に向いていない。理由は、組織は監督が楽しむ場ではないからだ。監督はメンバーに対して「楽しむ場」を提供しているのであって、そういう場を作り上げるには真面目に丁寧な「野球環境の場作り」をする覚悟がいる。

 

野球に関連深い数字の9タイトルをあげてみた。もし、これができると確信している監督さんであれば、運営もうまくいっているだろう。だが、1つ2つ欠けている監督であれば、もうチームの土台はぐらつきはじめているはず。それだけ組織の代表は忙しく、そして簡単にやれる代物ではない。やるからには、何人ものチームメンバーをかかえ、その連中に安心して野球活動をやらせてあげるための「覚悟」が必要なのだ。それもなくて、おいしいところだけを持って行こうなんて言う不逞の輩はチームを立ち去るべき。人が思うほど簡単ではない。

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