疑問 アジアカップ敗退時のJFAコメント


やっぱり納得がいきません。

JFAの霜田さんでしたっけ?2018年ロシアWカップまでを4クールに分けて考え、アジアカップはその第1クールだと言いましたよね。それに大任さんでしたっけ?アギーレ監督の手腕は評価しているみたいなこと言いましたよね。それにしては一貫性が無いんですよね。


アギーレ監督就任直後の代表選考は、誰もが「えぇ~?」と思う選考が目立ちました。私自身はその選考に大きな期待と可能性を感じました。なぜならドーハの悲劇後、94年に日本代表の監督を務めたファルカン監督と重なる部分が多かったからです。

ファルカン監督と同様、アギーレ監督も積極的に若手を起用しました。結果も同様に周囲を満足させる結果を得られなかったことも事実ですが。そしてアジアカップ敗退後、ファルカン監督は解任されました。


しかし、アギーレ監督続投?何かしっくりこないんですよ。

もしかして、アギーレ監督には既に解任通達しているんじゃないですか?だけどアジアカップを間近に控え時間も限られ、更にJFAの目論みであるアジアカップ連覇のため、とりあえずアギーレ監督をそのまま置いておき、実質的には選手選考から選手起用までJFAが指示していたのではないでしょうか?

アギーレ監督の八百長疑惑が浮上したのと、ブラジルWカップメンバーの復帰と同じ時期のように感じられてなりません。とりあえずはアジアカップ連覇のため、経験のある選手を多数選考して、その中にフレッシュな選手を数名加えよう的な選出に見られてならないんですよ。

でもそれが結果に結びつかなかった。しかしそれはJFA主導の結果なので、アギーレ監督に明確な責任を問わなかったのではないでしょうか?あくまでもこれは一個人の感想でしかありませんが、それが事実ではないことを願ってなりません。


それにアジアカップを第1クールと考えてるなら、2018年時に30歳を超える選手を多数招集するでしょうか?もちろんアジアカップで優勝すれば、コンフェデレーションズカップに出場ができます。しかし約4ヶ月を棒に振る形でその出場権を得る必要性があるんでしょうか?

それよりも若手を多く選出し、その中に遠藤、本田、長友、川島各選手などをミックスし、勢いと経験を共存させた上で、現状それがアジアでどのレベルにあるかのベンチマークを探るほうがよっぽど良かったのではないでしょうか。


そこで浮上した問題点を解決するために、選手選考の見直し、それに伴うシステムや戦術の見直し、その成果を見極める為の対外試合の実施を行い、それを繰り返し最終的にどの選手でどんな戦い方をするのかをWカップ前までに決める方がいいのではないかと私は考えます。


今回の采配が全てアギーレ監督の采配だったとしたら、私が抱いた同監督への「期待」と「可能性」は間違った考え方だったのでしょう。


私達に代表チームをどうにかできる力はありません。更に選手を選考する権利もありません。私達ができることは、日本サッカーを束ねる人達の判断を信じ、そこで闘う選手達を信じ、心から精一杯の応援をすることしかできません。

だからこそ、そこに直接関係「できる」人達には、自分の利益や名声などより今後の日本サッカー発展のために、今本当にやるべきことは何かを常に考え行動して欲しくてなりません。


少なくても私には、今のというか今までも、JFAにはそれが感じられずにいます。


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