パスの種類をご存知ですか?


今日も楽しくサッカーしてきました!

今日も30名弱のサッカー狂が集い、ミニゲームで汗を流しました。

新しい仲間も増え、活動に活気も出てますね~。良い事です!


我がクラブは、中学生も参加しています。もちろん大人に混ざって。

今日のミニゲームで、一つアドバイスしたことが「パスの種類」についてでした。

部活に所属しているので、戦術的なことはアドバイスできませんが、技術的なことはできると思うので、このクラブで色々学んで大きく羽ばたいて欲しいなと思います。


そのパスの種類、これはスルーパスだったり、くさびのパスだったりと言うことではなく、ただ単に「パス」にスポットを当てたもので、難しいことではありません。

パスは大きく分けて、受け手の「足元」に出すパスと、受け手の周囲にある「スペース」に出すパスの2つしかありません。ではそのパスをどう使い分けるのか?


自分が前のスペースに飛び出したい時は、受け手の「足元」へ。

これが、自分も前へ、パスも受け手の前へというパスになると、全てが「前」になります。ここでボールを失うと2人が置き去りにされます。

もし、自分が前のスペースでボールを受るために、受け手の足元にパスを出したとしましょう。パスがリターンされるかどうかは受け手の判断になります。仮にリターンできないと判断した場合、自分が動いたことによるスペースを受け手が使える、或いは自分の後方にいた選手が、そのスペースへ入ってパスを受ける。

これが全て「前」になると、受け手も自分が動いたことによるスペースを使えなくなり、後方にいた選手がそのスペースへ入ってきても、受け手の視野に入らない場合があり、効果的にスペースを使うことができません。


ボールを落ち着かせたい(自分の位置でゆっくりゲームコントロールしたい)時、受け手の前へスペースがあるならそこへパスを出し、自分は後方からサポートする。

こうすることで、受け手が動いたことにより、自分の周りに大きな「プレーエリア」を確保する事ができ、プレーに「ゆとり」ができます。

また、受け手の後方の選手がそのスペースへ上がることにより、全体的に少しずつ前に押し上げることもできます。


今の情報化社会の中で、色々な高度な知識を得ることが可能です。

しかし、それで必要以上に難しく考え過ぎるのも事実ではないでしょうか?

サッカーは本当にシンプルです。

そのシンプルさ故、判断を間違うとすぐに有利な状況が不利な状況へと変化します。


今の子供達には、もっとサッカーをシンプルに捉えて欲しいなと思います。



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