「球際の強さ」について (代表戦を見て)
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とめさん
2015年11月14日 11:31 visibility239
今日は仕事が休みになりました。
しかし雨。。。先週も土曜雨。。。その前は仕事で行けず。。。また運動不足です(笑)
先日のW杯アジア2次予選、対シンガポール戦をご覧になった方も多いのでは。
結果は3-0とグループ首位となった日本代表、ひとまずお疲れ様でした。
今回は、批評ではありません(笑)
試合をTV観戦した中で、感じたことがあります。それは、ハリルホジッチ監督が強調する1つの「球際の強さ」です。
一昔前は、ボールホルダーが相手から少しプレッシャーを受けただけで倒れFKをもらうプレーが多かった時代です(私もしてました 笑)。しかし現代は、スピードとフィジカルが重視され、またシュミレーションという「反則」もあり、簡単に倒れない事も要求されます。
これは、ボールを保持している状況で必要なプレーであり、今回の金崎選手は海外経験を積み、このプレーが非常に光っていました。
ボール保持している時の「球際の強さ」とは、こういったプレーを指すのではないかと思います。相手の激しいプレッシャーにも動じず、しっかりボールキープし見方につなぐ。
私の憧れたマラドーナは、ファールを受け、しかめっ面して倒れこむイメージが強い方もおられるでしょうが、相手のプレッシャーを跳ね除け、カード覚悟のファールでも倒れない強靭なフィジカルを持ち合わせていた事も事実です。
それができて初めて、「ファールを貰う」プレーが有効になるのではないでしょうか。
そしてボールを失っている時はどうか?
その時の球際の強さとは、相手にしっかり寄せてボールを奪うチャレンジをする事だと思います。必ずしもボール奪取できなかったとしても、相手のプレー精度を下げたり、次への動き出しを妨げたり、相手の「チームとして」のスピードを上げさせない事にもなります。
そして、最終的に自分達が意図したディフェンスでボール奪取する。
もう一つは、危険な時の「飛び道具」である、スライディングタックルです。
これは、最後の手段であり、しなくていいならする必要の無いプレーです。
しかし、試合の中で「危険」と感じるのは、シュートを打たれる場面だけではありません。「ここで抜かれたら危ない」、「ここで振り向かれたら危ない」、「ここにパスを通されたら危ない」など、中盤でもゴール前でもシュートに至らない場面でも多くの危険があります。
その時に飛び出してくるのが「スライディング」です。
今回の代表戦で私が覚える限りでは、柏木選手のタックルしか思い出せません。
海外で経験を積んでいる選手が多い現在、スキルは上がっていると思います。
しかしそれは、プレースキルであり、ゲームスキルではありません。「どこで踏ん張りどこで倒れるか」、「どんな場面で身体を投げ出すか」など、技術と共に、もっとメンタルに直結するスキルも学び高めていく必要があるんではないでしょうか?
これから高みを目指し、海外へ挑戦する多くの若者が出てくると思います。
その時、プレースキルだけでなく、ゲームスキルも同時に磨いて欲しいと思います。
もっともっと貪欲に、相手ゴールを狙い相手ボールを奪い取って欲しいと思います。
- 事務局に通報しました。
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