通過点の勝利

開幕戦以来のゴール裏[d145]
思う存分大声張り上げて、旗を振り回して、
熱く激しく楽しく応援するできることが、
嬉しくてたまんなかった!

2カ月近くもお預け食らっていたからね。
鹿サポの仲間とともに熱く応援し、ともに得点を喜び、ともに勝利を祝う。
そんないつもどおりのゴール裏の幸せが心地よかったなぁ[d140]

試合後も、祝杯あげて、
鹿島ネタで盛り上がり、
鹿サポ仲間とのバカ話で大笑いし、
鹿サポである幸せを存分に満喫☆




そんな感じで、ひさしぶりの鹿サポ活動を楽しんだ♪

だが、試合内容は、ここ最近とは変わらず低調。
相手が上海だから勝利できたという感じ。
いや、もしかすると、ほんのちょっと運が悪かったら、
曽ヶ端の調子が良くなかったら、
上海相手に負けていたかもしれない。
そんな苦しい試合内容。



『あまりいい試合内容ではなかった。セットプレーで点が獲れると楽になるが、それでしか獲れない事も気になる。相手を崩してのチャンスも少ないので攻撃が上手くいっているとは思っていない。点を獲った後にペースダウンするのが課題。』
とは、岩政のコメント。
まさに、試合内容を的確に示していると思う。




セットプレーで点を獲れることは鹿島の強みであるし、それ自体は悪いことではない。
特にこの試合では、相手のコンタクトが激しく、審判もよくファウルをとってくれたので、セットプレーのチャンスを生かしやすい試合ではあった。
その中で、きっちり2点を獲ったのは素晴らしいこと。



小笠原のFKに、『野生の感覚』によりどフリーで飛び込んだ興梠が合わせた先制点。
CKからのフェリペのヘッドが弾かれたこぼれ球に反応した興梠がねじ込んだ追加点。
『慎三が取れば、雰囲気がよくなるので次に繋がる。』と中田浩二もコメントするとおり、
ともにエースとして期待されている興梠が獲ったことにも意義がある。
(が、無用なカードでシドニー戦は出場停止に。。。)



問題は、このセットプレー以外にチャンスがあまり見られないこと。
興梠としても、セットプレー以外で良い形のシュートがほとんどなかった。
後方でのパス回しが目につき、前線に良い形で入らない。
ファウルで寸断されることもあったが、相手を振り回すようなパス回しが出来ているとは言い難かった。
西、新井場の両SBの攻め上がりからの崩しは良くなってきているが、決定的チャンスに結びつくのは数えるほど。



流れの中での決定的なシュートは、後半の野沢のダイビングヘッドぐらい。
もっともっと積極的な仕掛けからのシュートが見たい。
崩しきらなくともシュートを撃つことで、何か起こるかもしれないのは、身をもって知っているはずなのに。。。
以前は決定機に決めきれない場面が目についたが、最近は、そもそも決定機が少ないことが不安材料になっている。



上海も勝たなければならない試合なので、これまでの相手の様に完全に引いて守りを固めているわけでもなかった。
本来なら、ショートカウンターや、サイドの裏を突く攻撃などで、チャンスを量産したいところだった。
だが、雨の影響からかミスでボールロストが目につき、力の差を見せつけるような攻撃ができなかった。
後半立ち上がりに追加点を奪って、試合を決めて、相手の気持ちを切れさせて、大量得点へとしたかったのだが。


それどころか、後半ペースダウンして相手の攻撃にさらされてしまう始末。
せっかく先制点を獲って試合展開を楽にしたはずなのに。
決定的なピンチを招いてしまい、相手に勝利への希望と自信を与えてしまったのでは、もったいない。

本当に守護神曽ヶ端のハイパフォーマンスに助けられた。
1対1などの決定的なシュートから、身体を張ってゴールを守り抜いてくれた。
この試合のMVPを選ぶとしたら、間違いなく曽ヶ端。
逆転されてしまうような危険な展開の中、ギリギリで踏みとどまり、勝利への流れを創ってくれたと思う。


内容に関しては、満足できない感想が続いてしまうが、なにはともあれ勝ってグループリーグ突破を決めたのは良かった。
ただ、新井場も言っていたが、グループリーグ突破は、通過点に過ぎない。
大事なのは、ここから。
今年こそ、ラウンド16突破して、アジア制覇へと駆け上がっていかないと!



そのためには、内容を改善していく必要がある。
西を始めとしたという新たな力を加え、大迫、遠藤と言った若手の力を組み入れ、
これまでとは違った2011年版のスタイルを構築しているので、
今現在は、産みの苦しみがあるのかもしれない。



西は、試合出場を重ねていけば、持ち味の攻撃面の良さがもっと生かされて、鹿島の大きな武器になっていくだろう。



遠藤は、本人も語るとおりまだ納得できるようなパフォーマンス、結果を魅せることはできていない。
だが、『今日の遠藤選手は良いパフォーマンスだった』と監督からは高い評価をされている。
プレー機会も多くなってきているし、求められている役割をこなせるようになってきているのだろう。
その独特のテンポから周りとタイミングが合ってない場面が見られるが、連携を深めていければ、攻撃のリズムを変えてチャンスを生み出す存在として、ダニーロの様なおもしろい活躍をしてくれるかもしれない。

大迫は、積極的なプレー姿勢は良いが、まだまだ結果を示すまでには至っていない。
興梠不在で期待がかかるシドニー戦でどのような内容を魅せてくれるか!?
一つ一つ結果と自信を積み重ねていけば、必ず頼もしいストライカーになれるはず!



柴崎もACLデビューを果たしたし、ベンチには増田、本田らも控えている。
ベテラン勢がうまく若手・中堅をコントロールながら、チームとしての機能性を高めていければ。
殻を破りもう一段強くなるためにも、若い力による新たな強い鹿島を築き上げなければいけない。

ただ、あまり悠長にはその完成を待つこともできない。
ラウンド16は今月末には戦わなければならないし、1位突破をかけたシドニー戦も来週に行われる。
どんな状況でも勝ちにいくのが鹿島のスタイル。
苦しい状況でも、結果を積み重ねながら、あせらず確実に強さを磨いていくしかない!


次のシドニー戦。
1位突破のためには、大量得点での勝利が必要。
得失点差、総得点を考えると、最低限3点差以上は欲しいところ。
難しい戦いになるが、結果を残して水原にプレッシャーをかけたい。



貪欲に勝利を、ゴールを狙い続けるぞ!
絶対に1位突破して、ラウンド16ホーム開催を勝ち獲ろう!!
今年こそアジア王者の高みへ勝ち上がっていくぞ!!!

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