スタイルはどこへ

いったい、いつになったら、どうしたら、上へ向かえるのだろうか!?

戦力は揃ってきた。

けど、戦うカタチ、勝つためのスタイルが見えてこず。
勝たなきゃいけないホームで無残な内容の敗戦。

早い時間帯にセットプレーから押し込まれて先制を許し。
マルキの退場で数的有利になり、ダイヤに変更して良いカタチになりかけるも、小野の個人技から突き放され。
ロスタイムに、力づく+オフサイドまがいのジュニーニョ弾で1点返すのがやっと。

『今日、マリノスさんが、勝利に値するサッカーをやったかというと、そこまでではないと思いますし、逆に我々が勝利に値する姿勢やプレーを出せなかったというか、出しきれなかったと言うことが事実としてあるし、もう、今日はなにが悪いというよりも、事故と捉えるしかない試合内容だと思います。』
という、ジョルジーニョ監督の言うとおりの試合。

11分の先制点は、確かに事故と言っていいような失点。
曽ヶ端がかき出したボールが、新井場に当たってゴール前に戻り、押し込まれるというアンラッキーな失点。 
だけど、それを致命傷にしてはいけない。

攻撃の手を撃たなかった訳ではないのだが、ハマりきらず。
本田と本山を入れてダイヤの中盤で、攻撃の流れがスムーズになり、良い形を創っていた。
けど、結果を出す前に、追加点を許し、ジュニーニョ入れた3トップの超攻撃的布陣にするも、チャンスを創りきれず。
決して堅いとは言えなかったマリノスの守備をこじ開けて、逆転しなければいけない試合だったのだが。

ピッチ状態が悪いためパスのズレが多く、とくにボランチのところでボールを落ち着かせることができなかったマイナス面はあった。
けど、それなら、ピッチ状態に合わせた戦い方をすればいいだけ。
逆に、マリノスが運動量豊富に球際寄せてこぼれ球を拾う戦い方がハマっていた印象。

選手たちに勝つ意思がない訳ではない。
けど、勝ち方の意思統一ができていないため、チームとしての戦い方でマリノスを下回ってしまった。
守備の仕方など、小笠原が試合中に懸命に周囲に伝えていたが、チームの機能性を向上させ、勝利へと導くまでには至らなかった。

選手と身体をぶつけてプレーを邪魔するなど、主審、副審のレベルは低かった。
けど、ジャッジを気にし過ぎていたら、開幕のころと変わらない。
もっと、目の前の試合に勝つことに集中していかないと!

勝つ意思を一つに束ねるチームのスタイル。
選手、監督が話し合ってそれを創りかけていたトコロだった。
少し迷走しかけているのかもしれないが、何としてもそれをカタチにしてほしい。
鹿島ならきっと強者への道を見つけ出してくれるハズ!

苦しい戦いは続いていく。
けど、勝つために全力を尽くすことは変わらない。
今こそ、アントラーズファミリー一丸となって、勝ちにいくぞ!!!

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