寂しい年の瀬

鹿島の今シーズンが終わってしまった。

ガンバの2倍以上、19本のシュートは空砲に終わり。
ゴールを狙っていなかった遠藤のクロスが絶妙な軌道に乗ってゴールに吸い込まれる。

負けるときはこんなモノ。
ガンバに勝ち運があり、遠藤は持っていたが、鹿島はそうではなかった。
そういう試合ではあったが、なんとかそういう空気に抗いたかったが。

前半からシュート数で上回り、後半は圧倒的にガンバを押し込む。
けど、決定的と言えるチャンスは限られ、ゴールはあまりにも遠かった。
シュートはことごとく枠を外れるか、GK武田の正面。
ガンバディフェンスの身体を張った守備の集中力、執念が強かった。
だが、その守備を振り回すようなアイディア、コンビネーションを魅せられなかったのが残念。
最後のところの連係がどこかチグハグでチャンスを自らつぶしてしまう始末。

1年間通した戦った末なのに、選手間の意志がかみ合わないままとなるとは。。。
おまけに最大のチャンス、CKからの大迫のヘッドもポストを叩く勝ち運の無さ。

確かにガンバはうまかった。
個人個人の技術も高く、細かいパスワークの前に、ボールをなかなか奪えなかった。
特に失点した後は、守備が振り回され、失点シーン以上に崩されたピンチをつくられてしまった。
けど、回されてもレアンドロがいない分、最後のところでやられないように、なんとか凌ぐことができていた。
それだけに、鹿島側に一発が出ずに終わってしまったのが、もったいない最終戦となってしまった。


これで、初めてのジョルジーニョ体制は終了。
スルガ銀行チャンピョンシップ、ナビスコカップと2つのタイトルを制し、現時点で柏と並ぶ26勝と公式戦最多勝利数を記録した。
終盤築き上げた4-5-1のシステムでは、圧倒的なキープ力とシュートへの積極性と大迫の大きな成長を促した。
けど、リーグ戦で残留争いに巻き込まれるなど、力強さを感じさせるチームとすることはできなかった。
ジョルジーニョ監督とともに成長してきたのが今季の鹿島。
ナビスコ決勝以降の負けなしを元日まで続けて最後に笑顔で終わりたかった。。。

監督も変わり、選手の入れ替えもあり、今季、そして来季はまさに転換期と言える。
来季も厳しい戦いにさらされることだろう。
それでも、鹿島は鹿島。
ぶれることなく強さを、タイトルを追い求め続けていくことに変わりない。
来季も鹿島を信じ、新たな鹿島を熱く応援していこう!
来年はより多く、より大きな歓喜を勝ち獲っていくぞ!!!

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