LIONS CLASSIC 2012
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akemi1234567890
2012年07月07日 02:30 visibility126
今年もこの季節がやってまいりました。
LIONS CLASSIC2012!
5年目を迎えるクラシックシリーズ。
開幕シリーズ・交流戦と夏休みの間という、観客動員が落ち込む、
この季節の集客策というのが企画の本音でしょうが、
九州時代を切り捨てたと思われた西武が、この企画を開始した際はかなりの衝撃でした。
2008年、西武ライオンズは埼玉西武ライオンズへと名称を変更し、
地域密着球団へと生まれ変わりました。
それはすなわち、堤王政時代との決別を意味していて、
その象徴がこのイベントではないでしょうか。
今年は西武鉄道100周年と重なったためか、
7/1の1試合のみが「稲尾氏生誕75周年記念」として、
氏が付けていた背番号24番を永久欠番とする制定式イベントを兼ねて、
ライオンズクラッシックとして開催されました。
別の年にやってもいいのでしょうが、キリ番好きの日本人の感覚だと、
75周年を過ぎると次は80周年になるわけで、そんな先のことはこの時代、読めませんからねー。
まじめな話、球団がどうなっているかさえわからない。
なので、今年実施されたのだと思います。それともたまたま24番が空いたから?
さて、残念ながら1試合だけだったこのイベントは、だからこそけっこう濃いイベントになったように思います。
まずは記念撮影から。
外野席のファンもこの日は稲尾モードです。
先発は菊池雄星。
正直ファームの結果も芳しくないのに、
突然この試合の先発に指名されて若干違和感を感じましたが、
たまたま谷間となってしまったこの日、
本当の谷間に投げさせるのはいかがなものか、ということで、
知名度、将来性を加味して雄星が指名されたのではないかと思います。
全員が24番を付けて戦ったこの試合。
この24番は・・・
我らがリードオフマン、片岡選手です。
ナカジはクラシックスタイルで参戦。
中西さんの生まれ変わりと言われるオカワリ君がいないのが残念。
まあ、中西さんは存命ですがね。
試合は雄星が伏兵の杉谷に一発を打たれ、劣勢で進みましたが、
ナカジが起死回生のHR。
引き分けに終わりました。
試合後はライオンズファン(だった?)のチャゲさんのインタビューと
野村元楽天監督のインタビューが上映されました。
野村氏は「(永久欠番)は遅すぎる。稲尾が生きているうちにやるべきだった」
とおっしゃっていました。
2008年の最初のクラシックはイベントの斬新さもさることながら、
シンプルイズベストなユニのかっこよさも衝撃でした。
4万円のオーセンティックユニ1万枚が売り切れたことの驚きに加えて、
堤時代への決別を表す意味もあって、
2009年、西鉄ユニをどことなく彷彿とさせる現行ユニへ変更となりました。
まあ、最初にライオンズが埼玉に移転した際は九州時代との決別は必然だったと思うので、
そのことを今更どうこう言うつもりはありませんが、時代は変わりました。
反西武のOBの象徴とも言える稲尾さんを奉ったっていいじゃないですか。
稲尾さんも草場の陰で喜んでいる・・・?のかなあ。
少なくとも遺族の方々は来場して、協力してくれたので良かったです。
あとはOB会の創設かなー。
現ヘッドコーチの土井さんが、太平洋クラブのクラシックの際のトークショーで
OB会がないことをさみしそうに話していたのが印象的でした。
- 事務局に通報しました。
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