すべての競技スポーツに通用する(笑)??縦揺らし動作という考え方。。青山学院大の出岐雄大選手を知っていますか??

  • TTO
    2012年12月30日 08:33 visibility2722

青山学院大に出岐雄大(たけひろ)というランナーがいます。3月のびわ湖マラソンで、大学3年生ながら2時間10分台で走り、9位に食い込んだ実績を持つ学生長距離界のエース的存在です。
彼の走り方が非常に興味深い。つい最近までは上下動が激しく、なんて無駄の多いフォームだと思っていました。しかし、この無駄という表現が曲者だという事が最近解ってきた。
何故ならこの上下動、陸上競技では圧倒的な強さを誇る黒人選手が使用しているからです。
これを仮に縦揺らし動作と名付けましたwww

最近、スポーツ界では体幹の強さが重要視されています。
感覚人間の僕には上手く説明できませんが、激しい動きの中で如何にして軸ぶれを防ぐのか。

という事が重要視されているようです???


ところで。。マラソンはまともに見始めてもう10年くらい経ちますが、最初は上下運動をなるべく抑える重心移動を主体とした、初動負荷理論やナンバ走りに傾倒していて、黒人選手の躍動感たっぷりの走り方を無駄な上下動がある、スタミナを消耗する走り方だと軽蔑していました。
しかし、一方でここ2~3年ほどは、上半身に弾力性を出してよりパワーを出すにはどうしたら良いのかと言う事をずっと考えてきた。そのヒントが、黒人選手の走り方に有ったのです。
彼らは肩周辺を縦に揺らす事によって、弾むように走ります。
そして野球の方面に目を向けてみると、大リーグの野球選手達もこの原理を利用しているでは有りませんか!そしてさらに、上半身主導と言われる彼らですが、長距離ランナーも含め体内軸が案外と(ていうかかなり)しっかりしているのです。
パワーやスピードを出すという事はもしかしたらそういう事だったのかもしれません。そして実は体内軸を作り、体幹を強く保つ方法論でもあった。
ここまではマラソンと野球の話だけですが、陸上男子100mではあのウサイン・ボルト、サッカーでは華麗なフェイントで有名なクリスティアーノ・ロナウドなどが、この縦揺らし動作の原理を利用している。

このように、様々な競技スポーツで通用している原理なのです。

僕が考えたのは、身体全体(特に上半身)に弾力性を出して尚且つ、無駄な緊張を極力無くし、その上で如何にパワーを発揮するかという事。その見本がそこら中に実はいたのです。
正月には箱根駅伝があります。その中で出岐雄大というランナーに是非注目してみてください。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。