大谷翔平。バッティングの可能性を探る
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TTO
2013年02月02日 23:47 visibility900
ミートは上手いです。
苦手なコースもこれといったモノはなさそうですし、何より外角、低めの変化球を拾うの技術は完成度が高く、左方向にかなり広いヒットゾーンを持っています。
左のサイドハンドからの外角スライダーに苦しんでいましたが、欠点らしい欠点はそれくらいしか見当たりませんでした。
プロでも一年目から、打率,250~,270、5~10本塁打で、OPS6割後半から7割近く打つのではないかと思います。
問題は彼は前足軸タイプなのに、上半身の回旋力が凄いという事。
前足軸タイプは以前も話した通り、崩して打つため、低めの変化球の対応に特化しているタイプです。
当てに行く感じのバッティングが多く、低い当たりを打つのには向いていますが、その分、ヘッドの加速が遅れるから速球に差し込まれる事がどうしても多くなってしまう。
大谷も例外ではなく、内側から高めの速球に対して振り切る事が出来ず、真後ろのファールがどうしても多くなっていました。
糸井なんかもそうなんですけど、上半身の回旋力があると上体だけで振り遅れを取り戻そうという動きにでます。
しかし、元々突っ込んだ状態(前足重心)でそういう事をすると、上体を振り回す事しか出来ないので、余計にバットの出が悪くなります。
つまり、今の打ち方ではよほどの事が無い限り、上半身の回旋力を生かす事はほぼ不可能だという事です。
大谷と糸井にはすでに話したように、前足軸なのに、上半身の強い回旋力という、両立が難しい武器を持っているという共通点があります。
僕は糸井は打率を気にしなければ、50本塁打も夢では無いと思っています。
そして、大谷は三冠王級の可能性があると言われている。
これから、どういうイメージでどういうスタイルを目指していくのかは本人次第ですが、現状では今の糸井と同じようなタイプのバッターに成るような気はしています。
以上です。
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