ハマスタに行ってきました

　ベイスターズファンなのに、見える景色が違うんじゃないか、と思った方は鋭いです！

　同じ出身県だから、とか、同じ学校出身だからということで、ファンになったりすることはよくあることで、実は今日引退試合になった古田兼任監督、学部は違いますが、大学の大先輩なんです。自分が大学に入学するとき、ちょうど古田選手がユニホーム姿で大学のポスターに写っているのを見てかっこいいな〜って思ったのがファンになったきっかけです。あと、関西人らしい、明るいキャラというのもありますね。そういうこともあって野球を始めたとき、キャッチャーもやってみたいなあなんて思いましたが、やっぱり経験も必要、強い肩も必要なポジション、素人には務まるはずもありません。適材適所ってこともあって、今外野手として頑張っている次第です。

　ということで、今日はベイスターズファンとしてではなくて、一古田ファンとしてハマスタに行ってきました。いつもと違ってレフトスタンドのポール際に座りました。もちろんベイスターズファンということがわからないようにしましたよ。そういうのがわかったら周りのヤクルトファンは気分悪いですからね。ヤクルトの選手の応援歌はだいたいわかりましたが、一部歌詞がわからないのもあったので、ヤクルトのファンサイトの歌詞を印刷して持って行きました。でもよく見ると、稲葉、池山、ペタジーニっていつの選手？？？ほとんど使えませんでした（笑）。

　そのときは９回表にやってきました。５番リグスの代打として出てきました。いわゆる「代打、オレ」ってやつです。それまで、静かに観戦していましたが、スワローズファンと一緒に思わず歌ってしまいました。

　今日も頼むぞ　古田　ツバメの要　冴えるリードとバッティング　勝利をつかめ♪

　結果は見事レフト前ヒットを放ちました。代走を出し、自身はベンチに退きました。場内は大歓声でした。

　９回裏、ベイスターズは一打サヨナラのチャンスという展開になりましたが、結局ヤクルトの勝利で古田兼任監督の引退に花を添えました。

　試合終了後、ささやかな引退セレモニーがあり、スワローズファンはもちろん、ベイスターズファンからもねぎらいの拍手がおきました。

　古田さん、１８年間お疲れ様でした！

　ハマスタ最終戦恒例のセレモニーで大矢監督が挨拶をし、今シーズンが終了しました。

　その後ですが、これまた最終戦恒例の大フルコース（っていうのかな？）いつもは勝った試合の後に、その日のスタメンの選手の応援歌を歌うのがフルコースというらしいですが、最終戦だと背番号順に全ての歌がある選手の応援歌を歌っていきます。１番の金城から始まり、５１番のタカノリまで歌い、後は代打のテーマとか、チャンステーマとか全部一通り歌います。それが終わると、エールの交換？をします。相手のチームに向けて何か言います。今回はやっぱり古田兼任監督に向けてお疲れ、といった内容でした。そして「来期は一緒にプレーオフ」という声をお互い掛け合いました。そのとき、ベイスターズファンがライトスタンドで持っている傘をさして振っているのが何だかおもしろかったです。

　そんなわけで、帰ってきました。毎年最終戦に行って、いつも感じるのが、やっぱりこれで終わっちゃうのか、という寂しい気持ちですね。

　ってことで、来シーズンも頑張れベイスターズ！