
きなこもちの2012年12月15日 天皇杯4回戦 ガンバ大阪対FC町田ゼルビア
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きなこもち
2012年12月20日 02:10 visibility159
12月15日は天皇杯4回戦へ。長居でC大阪対清水もあったが、カテゴリー差ある試合好きなので、ガンバ対町田へ。まぁ当事者にはすまないが、のんびりと観戦。
ガンバは今年3回目、町田はJFL時代に1回観て以来、の観戦。
ガンバは来季J2。相手のレベル、観客動員(約4500人だった)ともに来季を占う部分はあるもの、監督、選手含め、来季の構想が決まってない中での試合はいかがなものか。
一方町田もJ2最下位で来季はJFL。秋田監督の練習は始まっており、新カラーはもううかがえよう。
当初は「美味G横町のない、雨の万博に行けと言うのか?」とか思ってたが、結局雨も降らず、くくるが出店。
モノレールに乗る。
↓奴が見える
10時15分スタ前着。曇り。雨上がりで湿度あり、風もなく、あまり寒くない。
スタ前ではくくるの他、タンビー、スタ内臓レストランのオリーブが開店。
くくるでベーコンたまごやきそばとたこ焼き購入。各500円。個人的には美味~。まぁあっというまに1000円超えるのがスタグルだが…。
↓その意気や良し。
11時開門。缶・ビンのチェックザルい。もぎりの娘さん可愛いのだが、チケよれよれに。まぁコンビニ柄のチケなので記念度は低いけど。
SA席(バックスタンド)へ。どちらかというと判官贔屓なタイプだが、今日はややガンバ寄りのスタンスで観る。
12時10分から40分ぐらいまでピッチ内練習。スタジアム内BGMが控えめで、町田サポのチャントメドレーにうっとり。
11時55分過ぎ、天皇杯のアンセムで選手入場。
↓ガンバサポ
↓町田サポ
↓前半キックオフ
ガンバは3-4-2-1。
9レアンドロ
14倉田 8佐々木
7遠藤
4藤春 17明神 21加地
15今野 13岩下 2中澤
22武田
町田は4-4-2。
19北井 25平本
20鈴木(孝) 17鈴木(崇)
16庄司
6太田
27加藤 29イ・ガンジン 5田代 28三鬼
1修行
前半。
立ち上がり、ガンバがバックラインからボール持ち、つなごうとするも、町田のボール、ホルダーへのプレッシャーが強い。
ガンバがやや押し気味も、パスミスしたりと噛み合わない。町田も前線には入らない。
7分、町田が左CKクロス。ニアの接触に気を取られたガンバをよそにファーで太田がフリーでヘ
ッドもバーの上。
15分過ぎからはガンバのセットプレイが続く。
21分 町田がガンバの守備をパスワークで崩し、ペナ左へ侵入。北井が打ちきれず。
24分ガンバの自陣でのパスミスから平本がペナ左へドリブル。中澤のスライディングが遅れて入り、PKに。中澤はのたうちまわる。
26分 そのPKを北井がGKの逆突き右下へ。0-1。
ここから、今野が最終ラインへ戻らない…というか4バックにしたガンバ(遠藤が前目に)。だが判断やサポートや帰陣の遅さなど調子は上がらない。
だが、38分、パスを回し、明神がペナ前中央へ入れると、倉田がすかさずシュート。GKの届かない左下へ。1-1。
以降もガンバが押し気味のまま前半を終える。
後半、ガンバはサイドに人数かけた崩しや、中央へあててサイドへ振る、などの攻めが出てくる。
1分、藤春のクロスをフリーの佐々木がジャンピングボレーも外れる。
7分 右CKから中澤がヘッドもGK修行が好セーブ。
が、町田も10分にFW7勝又投入(北井が左サイドハーフに)。直後、戻りオフサイド気味に受けた勝又に対し、ガンバ守備陣がフリーズ。スイッチ気味にフリーで受けた鈴木(崇)が左足振り向きゴール右上に決める。1-2。
以降しばらくは町田の流れ。ガンバは守備時の距離感や運動量が悪い。
15分 佐々木→25阿部(右ハーフ)
が、16分に藤春が2回駆け上がり、3回目でファウル受ける。
19分、そのFKから得たコーナーキックのこぼれから岩下がプッシュ。2-2。
以降もややガンバペース。ボールが回り出し、押し込みだす。町田も何回か攻めるものの、プレー位置が次第に下がってくる。
22分 加藤→2津田(左SB)
34分 中央のフリーキックを遠藤が直接ゴール左上へ決める。3-2。さすがに一言。あとでVTR見たらコース甘かったけど。
↓ちょっと遠いが
35分 平本→15柳崎(右ハーフ、北井FWに)
36分 倉田→41家長(右ハーフ、阿部が左ハーフに)
42分 レアンドロ→23武井(左DH、4-3-1-2型に)
残りの時間はガンバがいなすようなプレーで終わらす。
3-2で試合終了。
感想は…あ~おもしろかった!やっぱプロは有料なだけあるわ。
全体的にプレーが追いやすかったので、見やすかったが、プレースピードがJ1レベルじゃないことの裏返しかも。
さて、まず町田から。アルディレス時のサッカーは観たことがないのでなんとも言えないが、シンプルな4-4-2を敷き、ボール、ボールホルダーへ厳しくプレッシャーをかける守備が好印象。ツートップは相手CBではなく、引いて相手DHをチェック。DHもチェックかけに行く分、自CB手前が空く時もあったが、ガンバがここを使わず(ST、OH不在)。
セットプレイ含んだハイクロスに対しても田代を中心に跳ね返せる。
守備一辺倒ではなく、複数人の連携あるパスワークも垣間見せた。
北井のドリブル、勝又のキレ・スピードが目立った。鈴木(崇)の左足は昔から強烈だが、今日はボールタッチが少なかった。
次にガンバ。なぜ3-4-2-1。控えにも人材はおり、苦肉の布陣ではないはず。町田対策かはさておき、立ち上がりを観る限りは、バックラインでのボール回しの安定化とサイドの高い位置での基点作り、が狙いと見えた。
ただ、町田はCBへのプレスは強くなく、ガンバCBはある程度フリーでボールを持てたのだが、そこからDHへ当てたところで、プレスに遭い苦しんだ。
全体的なボール回しも、運動量、判断が遅く、相手のポジションや視線を揺さぶれない。それでもサイドハーフ、サイドバックへ出し、1対1や2対2の局面を作ると個の力で有る程度サイドを使う攻めを見せた。右の佐々木と加地、左の倉田と藤春の関係はこの試合の強みで、上記のとおり、ここを多用した。
反面中央は使えず。倉田や佐々木がレアンドロと絡むシーンは少なく、レアンドロは足元、スペースとも孤立。
またサイドへは進むものの、裏へのクロスやえぐるまでは至らず、ハイクロス主体に。中がレアンドロ+1枚程度では厳しい。
守備も相手へのマッチングを怠ったか、人数が足りていても、ホルダーやバイタルケアを怠るシーンが散見。最終ラインもCBの縦の関係や、WBとの受け渡しにミスが。人数足りてても危ういのだから、被カウンターや切り替え直後はさらに怪しかった。
4-2-3-1にして、中盤が1枚増えた分で、攻守ともにいくらかは持ち直した。
町田のパフォーマンスは良く、ガンバ側に問題があったのだが、それでも勝ちきる辺り、自力の差、個の力の差と言わざるを得ない。
↓おまけ。大会プログラム。
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