返り討ちに遭う

  • HiRO
    2007年05月03日 03:51 visibility57

Eagles3連戦の2戦目は、前回3タテの2戦目の先発、ルーキー田中将大だ。
前日の永井同様、毎回やられるわけにはいかない。

そして、Hawksの先発は和田。
17日ぶりとなる背筋痛からの復活のマウンド。

その和田の立ち上がり。
3つのアウトを全て三振で獲り、順調に立ち上がった、かに見えた。
が、2回、先頭リックにヒットを打たれ、続く山崎武司に先制の2ランを被弾。
さらに、4回にも、山崎に2打席連続HRを浴びてしまう。

山崎に打たれた2本はいずれも外寄りのボール。1本目は真っ直ぐ。2本目はスライダー。自分は完全な配球ミスだと思う。
山崎には、以前から、インコースに対して窮屈そうにバットを振る印象がある。その意味では山崎が気持ちよく振れる、ここしかないというコースが外寄りのボールだと思うのだが。
もちろん、今季はこの2本目が11本目の本塁打という事実が示すように、山崎の状態がいい。そのため、過去のデータ通りでは通用しない面もあろう。そういった点も含め、バッテリーで山崎武司のデータを整理し直したほうが良いのではないだろうか。

一方の、田中将大。
この日を含めた3度の対戦のなかでも一番の出来。
コーナー低めに決まるは、真っ直ぐはキレとるは、本当に素晴らしい、内容のあるピッチング。
信彦のバットが、真っ直ぐを待っとって、その真っ直ぐで空を切るんやからね。あんなに外の低めにキレのあるボールを集められると、いくら信彦でもね。
それに、プロで1勝した自信からか、過去の対戦に比べると、ランナーを出しても別人のように落ち着き払っている。今日は素直に田中を褒めるべきだろう。

そんな田中将大に対するHawks打線、疲れの見えた7回にブキャナンの2ランで2点を返すのが精一杯。

とはいっても、このブキャナンの一発は、今後のブキャナンにとっては大きな意味がある......かも知れない(笑)
少し疲れてきて甘く入ったとはいえ、スライダーを上手く捌いての一発。
ブキャナンは、この試合に限らず、ここんとこずっと外のスライダーでいいように打ちとられていた。
おそらく、各チームのバッテリーの間では、外のスライダーさえ投げておけば、という評価になりつつあるに違いない。
が、その外を狙ったスライダーが、少しでも甘く入ると、途端に危険なボールとなりうる可能性を見せつけただけでもブキャナンには有利に働くというもの。

和田は、特別良くも悪くもない、ある意味、本当にいつもの、ちょっと不安な和田、という感じ。ある意味いつも通りで......(苦笑)
でも、試合展開を考えると余分な点をやったね。山崎の2本目然り、4点目然り。ここいらは次回以降の課題かな。
ま、これだけ怪我人続出の環境を考えれば、無事に放れることが確認できただけでも良しとしよう。

あ、それと本多が昨日に続いて盗塁失敗。若いけど、嶋侮れじ。

こっちのバッテリーはよう走られとるしな。ちょっと、チーム全体として対策しようや。


Hawksの連勝は9でストップ。
ま、連勝自体、ファンとしては喜ばしいけど、いつかは途切れるものやし、それにこだわっていたわけでもないしね。
やけん、それは別段かまわんとしても......
連勝云々関係なく、このEagles戦には3連勝したかった。
なんせ、仙台では3連敗を食らっとるけんね。3連勝しても、やっと借りを返しただけ。
しかも、初白星を献上した2人のルーキー、永井、田中将大からは是が非でも勝ちたかった!
昨日、永井から勝って、いいスタートをきったんやけどね。

その意味では、勝ち越しの掛かった明日、明日が勝負。
Eaglesに、また負け越すわけにゃいかんけんね。
先発は、水田と林恩宇。
早い回での打線の援護も必要やろうし、死に物狂いで、目の色変えて勝ちにいこ。

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