初めてに優しすぎ
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HiRO
2007年05月22日 03:01 visibility59
今季初の完封負け。
しかも、またまた、例によって初ものの投手にやられてしまった。
19歳の木下に初勝利を献上。僅か6安打。しかも、4、5、6、7番が無安打。
だが、とにかく、木下のピッチングは素晴らしかった。ストレートは140km/h前後。とはいえコントロールが抜群に良く、そして、何よりもマウンド度胸がいい。
Hawksの強力打線相手に平気で絶妙のコースにインハイを突いてくる。だから、アウトローにきっちりコントロールされたボールに踏み込めず、バットの先端でしか打てない。
せっかく昨年苦手にした八木を打ち崩しても、またもこうして活きのいい若手投手に抑えられる。
ここ数試合の安定感抜群だったガトームソンは、立ち上がり、高めに浮いていた。そこを捉えられての2失点。が、その後は立ち直りを見せていた。出来はここ数試合のなかでは一番悪かったが、それでもこの日のゲーム展開としては責められまい。
ランナーを2塁においてのセンター前ヒットで、ホーム後方にカバーに行ってなかったのはNGやけどね。マウンド近辺でカットしなけりゃホームは判らなかった。
こういうゲームで先にキレたほうが負け。
Hawksには走塁ミスもあった。
6回裏、無死1、2塁。多村のセンター前ヒット。ライナー性の打球にスタートを躊躇した2塁走者の大村が再スタートを切って本塁突入。が、センター森本−ショート金子の絶妙な中継プレーで大村は本塁憤死。腕をグルグル回していた3塁コーチャーの森脇さんは、自分の判断ミス、と反省していたようだ。
でも、このプレーは紙一重。
中継に入った金子の力量を見くびったわけではあるまい。が、この攻撃的走塁の徹底こそが、相手の焦り、ミスを呼ぶ。これを徹底することで相手が自滅してくれることだってある。走塁コーチにして3塁コーチャーを務める森脇采配は、この徹底した攻撃的走塁が特徴だ。
長いシーズンを考えるなら、Hawksはこういう場面でチャレンジしてくる、と相手に思わせることも必要。ただ、その走塁がタダの焦りと思われては相手に舐められる。だからこそ、森脇さんからそういうコメントはして欲しくないものだ。
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