2006 オールスターゲーム第2戦

  • HiRO
    2006年07月24日 14:42 visibility62

Central League 7 - 4 Pacific League

 

悔しい。
オールスター。いってみれば野球界の夏祭り。とはいえ、セとパの対決。それに2戦して2敗というのは、パ・リーグファンとしては何とも悔しい限り。

 

宮崎サンマリンスタジアムでの、この第2戦。南九州の豪雨で一日順延となり、この日の昼まで開催が危ぶまれた。

 

乱打戦のシーソーゲームとなったこの試合、ゲームとしては面白かったが...

 

投手陣、ストレートがウリのピッチャーはともかく、皆、ストレートオンリーの勝負なのはいかがだろう。やっぱり、その投手の最高のピッチングを魅せて欲しいものだ。それが、球児やクルーンの場合は、スピードボールなだけ。
コンビネーションで打ちとる投手であれば、キッチリその最高の形で全力で打者を打ちとりにいって欲しいものだ。

 

新庄の派手なダイビングキャッチ。長嶋的なファインプレーの演出は流石。

 

1、3塁の場面で、1塁ランナー西岡の盗塁に何も考えず2塁へ送球した阿部の守備はいただけない。草野球でも投げんやろ。オールスターどころか、プロとしてもふさわしくないプレー。

 

MVPは8回、同点の場面で2点タイムリーを打った藤本。
でも、今回のオールスターほど、球宴の最優秀選手、優秀選手の選定基準を考えさせられたことはない。


藤本の決勝打を否定するつもりはサラサラないし、優秀選手に選ばれた選手が皆活躍したのも紛れもない事実。
でも、藤川球児は優秀選手にも選ばれていない。

 今回のオールスターで、一番盛り上がったのは藤川球児のピッチングだったろうし、彼がいなければきっと味気ないものだったろうと思うのだが。

 

それにしても、この2年ほど、球界再編もあり、1リーグ化すれば、今の在り方の球宴も無くなることもあって、パ・リーグファンとしては少し特別な想いがあった。
その意味では、世間の、その気持ちの風化が怖い。
球界改革は何も進んではいないのだから。


P.S.
代打出場と報じられていた信彦。TV中継では、遂にその姿を確認することが出来なかった。ニュースを検索してみたが、特に今のところそれに関する報道はない。
信彦は大丈夫なのだろうか?

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