肉体を支配する意志の強さ

  • HiRO
    2006年09月10日 23:33 visibility47

Marines 0 - 2 Hawks

絶対エース、斉藤和巳。
そのピッチングに痺れた。

そのマウンド上の姿から溢れんばかりの強い意志。
夏場を経て迎えた勝負の時。開幕からローテを守り続け、その肉体が疲れていない筈が無い。


だが、その肉体を支配する強い意志。チームが勝ってなんぼ。チームが勝つために自分が出来ることを全力で全てやり尽くす。そして、今の窮地にも揺るぎない「絶対に1位通過する」という頑なな意志。

この日、今季17勝目、散発5安打、13奪三振。今季5度目の完封勝利。
ストレート、変化球ともにコントロール、キレが抜群。全く危なげない、今季最高ともいえるピッチングを魅せながら、なおも「いろいろ失敗があったんで次回に活かす」というその飽くなき向上心。
そして、あくまでも「1位通過のみを目指す」というその確固たる意志の強さ。

意志の強さ、という意味では、今日の打の殊勲、田上も同じ。
ランナーがいる場面での、頑なまでの右打ちの意識。インコースへのストレートが来ても、それを保つのは簡単ではない。
1回、ヒットで出塁した宗が2盗した後、田上の右中間を破るタイムリー2ベースで先制。
以降、立ち直った清水直行をHawks打線は攻略できず、スミ1のまま終わるのかと思われた8回にも、四球で出塁した大村を宗が2塁に送って、ライト前タイムリー。貴重な2点、全てを叩き出す活躍。

決して諦めない、その強い意志。
奇跡の11連勝を目指して。あと9つ。

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