水田の好投、それに報いるグランドスラム
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HiRO
2007年04月23日 00:09 visibility77
Hawks先発は、本来なら和田。が、背筋痛により戦列を離れている。そこで中2日で水田が登板。
前回登板となるEagles戦では、3回1/3、61球を投げ、7安打3失点で敗戦投手となっている。生き残りを賭けた雪辱を期すマウンド。
その水田のピッチング。
左打者へのインサイドの真っ直ぐ、右打者のアウトコース一杯へのコントロールが良く、効果的に使っていた。右打者に対しては縦の大きなカーブを外一杯に決めてカウントを取れたのが大きい。
一方、Fighters先発はグリン。
アウトコース一杯を上手く使ってHawks打線を抑え込む。
相譲らず、4回までは両者とも無失点。
5回表。
先頭の田上が2-3からファールで粘り、外への変化球をセンター前へ。良いバッティングだ。
本間が送って1死2塁。
例のマウンド上をグルグル歩き回るあの仕草。苛立ち始めたグリン。
その投球が大村の足下へ。大村が避けきれず死球となって1死1、2塁。投手コーチがマウンドへ行き、間をとる。本多三振で2死。多村はポンポンと簡単に追い込まれたが、その後アウトコースへの変化球が大きく外れ続け結局四球。2死満塁。
信彦がスライダーに反応する。打った瞬間にそれと分かるライトスタンドへのグランドスラム!
ワンチャンスをものにする。
水田は6回途中でお役ご免。5安打無失点。
ニコースキー、柳瀬と繋いで最後は馬原の無失点完封リレー。
水田に3年ぶりの白星。見事ローテションの谷間を埋める好投を魅せてくれた。
その水田に白星をプレゼントしたのが、同級生信彦の一撃。信彦も、昨日のHRとその次の2ベースで振れてきている感あり。今日のグランドスラムは信彦らしい完璧な打ち方。
杜の都仙台での3連敗の悪夢を振り払う、東京ドームでの3連勝。しかも、昨年やられたダルビッシュや八木、そして今日のグリンからチャンスをきっちりものにしての3連勝は良い兆候。昨年は、こういうワンチャンスをものにする戦いができんかったけんね。
さ、これで10日間のロードも終わり。
火曜は熊本、水木は福岡でゲームが出来る。その後、大阪での週末3連戦をはさんで、GWの1週間は福岡に腰を落ち着けてゲームが出来る。
チームも最悪の状態を脱した感もあるし、福岡に戻れるし、ここいらで状態を整えていけるといいね。
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- 事務局に通報しました。
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