信彦の値千金の一振り

  • HiRO
    2006年07月29日 12:57 visibility59

Marines 1 - 2 Hawks

先発は小林宏之と和田。
今年の和田は投げてみなけりゃ分からない。いいピッチングをして、ここから波に乗るかと思うとその次はボロボロ。中6日ではなく中13日とかじゃないと駄目なのか?という感じ。
その意味では、オールスターで登板間隔があいたこの日は期待したいもの。

と思っていたら、この和田が最高の素晴らしい出来だった。


なんと6回までパーフェクト。
右打者に投げられなかったスライダーがキッチリ決まり、空振りが奪えなくなっていた高めのストレートで空振り三振を奪う。
こりゃそうは打てまい。

だが、一方の小林宏之もいい。
3回までをパーフェクト、4回にランナー2人は許すもののキッチリ後続を断つ。

5回、その投手戦の均衡破ったのは、この日7番に入った辻。
スライダーにタイミングをずらされながらも上手く拾った打球がレフトスタンドへ。プロ初HR!

和田は7回、先頭の西岡にヒットを許すも、続く青野をゲッツー。送りバントをせず強行したボビーの采配が裏目。Hawksにとっては助かった。

8回。里崎、サブローにヒットで1死1、3塁の場面。ワトソンを三振。2死1、3塁とし、大塚を追い込みながらも、打ちとりにいったストレートが甘くど真ん中に入ってしまった。このゲーム唯一の失投で、土壇場で同点に追いつかれてしまう。

9回のHawksの攻撃。先頭宗則が高めのフォークをレフト前へ。続く田上が初球で送り、ズレータは四球。田上はホントにバントもいいな。1死1、2塁となり、左の柴原というところで、何故か右の藪田。この藪田が柴原に四球を与えてしまう。

1死満塁。ネクストには信彦。湧き上がる福岡ドーム。
この信彦が2球目をいともたやすくライトへ運び、宗則がタッチアップ。犠牲フライとなり、サヨナラ!

 

僅か4安打ながらも効率よく点をとり、Marinesに2連勝。

先発の和田は4安打9奪三振、無四球で1失点。実に7イニングを三者凡退で片付け、今季9勝目を完投で飾った。

 

それにしても、最終回、最高のお膳立てでの信彦登場。

それを意気に感じながら、「犠牲フライでいい」とキッチリそれを一振りで決める信彦。

 

最高やね!

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