痛い敗戦
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HiRO
2006年08月28日 02:04 visibility62
Lions 8 - 5 Hawks
レギュラーシーズンを1位で通過するためには、勝たねばならない試合だった。
この2連戦、初戦を制したとはいえ、このゲームに負ければ、2連戦前と同様2ゲーム差。直接対決は残り2試合。何が何でも2連勝しておきたいところだった。
Hawksは先発に中7日で寺原、Lionsは西口。
その西口から初回に先制点。
3塁石井義人の緩慢な送球で、ただの3塁ゴロが内野安打となり出塁した大村を、宗則の1塁ゴロ、田上のライトフライで3塁へ進め、信彦の痛烈なライト前ヒットで先制点。前日に引き続き幸先のいい、しかも理想的な得点。
だが、まるで前日のゲームの序盤のように点の取り合い。
直後の2回表、カブレラの初球を外へのストレートで入ったところをライトスタンドへ運ばれ、すかさず同点とされる。不用意な入り方。せっかく昨日、和巳−的場のバッテリーがいい配球で抑えただけに実に勿体ない。
続く3回にも片岡のタイムリーで2点目を奪われるが、4回、死球のズレータを1塁において柴原の2ベースでズレータが一気に生還。同点。
5回、細川に被弾。完全な失投。
結局、寺原は5回を持たずに降板。後を継いだ竹岡も片岡、中村にタイムリーを許しこの回3失点。
味方が先制すると直ぐに同点とされ、さらに味方が点を獲るより先に勝ち越し点を与え、味方が同点に追いついた直後に失投で勝ち越しを許す、という、その内容では勝てない。勝てるゲーム展開を作れていない。
6回にも継投した杉内が1点を許し、7回にも2失点。杉内も全くキレがなかった。
7回裏、本多のタイムリー2ベース、田上の3ゴロで2点を返し、8回にはズレータの24号で3点差まで迫るも、反撃もここまで。
本当に痛い負け。
寺原は、今のところ長いイニングを計算できないため、杉内も予めロングリリーフの用意をしていたというが、その杉内も誤算だった。竹岡、杉内が何とか凌いでくれれば、勝機はあった。その投入タイミングもちょっと疑問だったが。
それといいように走られすぎ。竹岡がクイックが苦手としても、ちょっと舐められとるね。脚を絡め効果的に得点するLionsに対し、Hawksの攻撃はあまりに工夫がない。これからはサバイバルだ。確実に行く、行かないの判断も重要になってくる。
そんななか、柳瀬の好投は光明やね。それに近頃は的場のリードがいい。観ていて安心感がある。
これで、この2連戦前と同様、Lionsとは2ゲーム差。そして背後にはFightersが0.5ゲーム差に肉薄。今のチーム状態を考えると、Fightersのプレーオフ地元開催も夢ではない。
Hawksは千葉マリンに仙台フルキャストと再びロードに出るが、9月はしばらくホームゲームが続く。そこで何とか巻き返しを図りたい。
千葉マリン、観に行きたいけど、平日はなかなか難しい...
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