長嶋茂雄におんぶに抱っこ
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HiRO
2006年06月21日 13:07 visibility208
つい先日、こちらでいつまでも「長嶋茂雄」にしがみつく日本球界にあきれたところだが...
Giantsが、これまたお寒い企画を出してきた。
巨人は7月4〜6日の中日3連戦(東京ドーム)で、声援シリーズ「NAGASHIMA」を行うと20日、発表した。長嶋茂雄・終身名誉監督が昨年7月3 日に東京ドームで試合観戦してから、ちょうど1年となる3連戦。回復を願う来場者の声をメッセージとして直接、長嶋さんに届ける企画。3連戦で希望者先着 計5000人がメッセージカードを受け取り、メッセージを書いて投函すると、長嶋さんから返信が届く。
また、各日希望者約200人がメッセージを記入する巨大ユニホームを球場内に展示する。5日には長嶋一茂・球団代表特別補佐が22ゲート前広場の「ス テージG−KING」でトークショーに出演する。
開幕以来、好調時でさえも視聴率低迷にあえぐGiants。
何とかしたいのはわかるけど...
その企画の中身もショボいが、長嶋の名前を出せば何とかなるという、その貧困な発想にはあきれるのを通り越して、薄ら笑いすら出てしまう。
自らの知恵の無さを、回復に向けてリハビリ中の長嶋さんにぜーんぶ押しつけて、骨の髄までしゃぶり尽くすつもりかね、Giantsのフロントは。
Giants関係者が、今の日本球界の問題点を全く理解できていないことは、この企画で容易に想像が付く。
なんせ、つい数年前まで、オーナーが、プロ野球は1チームが強けりゃそれで成り立つ、と本気で思ってた球団だ。
だいたい、Jリーグ発足の年、野球界の危機が叫ばれるなか、長嶋再登板でその場を誤魔化すことで、自ら改革の芽を摘み取ったことを、未だに気付いとらんなら、本当にお目出度い限り。
長嶋さんだって、いつかは亡くなる。
Mr.Giantsが亡くなったら、Giantsも無くなった、なんて洒落にもならない。
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- 事務局に通報しました。
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