胸の痛む光景

埼玉スタジアムへは車で行くことが多くなった。もう5年くらいお世話になっている付近の農家の庭に駐車するのだ。あまり褒められた手段ではないが。

昨日も鹿戦を観戦すべく高速道路を走行中に、軽い渋滞に巻き込まれた。
何があったのかとみていると、路肩に父親と息子が立っている。横にはタイヤがパンクした車が1台。

息子さんはおそらく小学生。浦和のレプリカシャツでキメているが、半泣きの表情。傍らのお父さんは茫然自失。。。明らかに埼玉スタジアムへ向かう途中の悲劇だ。外は小雨で寒いし、高速道路だから危険だし。。。何を思い二人は外にに立ち尽くすのか。。。

楽しみにしていた鹿戦だったろうに。。。息子さんの気持ちを思うとたまらない。あの子はそのあと試合を見ることができたのだろうか。もちろんあの大観衆の中で見つけようがないが。。。

かくいう自分もあのマンU対浦和のチケットを持ちながら、埼玉スタジアムまでたどり着けなかったという伝説的な大失態を演じたことがある。

その日は隅田川花火大会で首都高速の道路規制があるのもしらず、しかも道を間違えて花火大会のど真ん中へ迷い込んでしまった。すごい人出なので携帯はつながらない。スタジアムで待つ友人に連絡が取れない。

結局渋滞の中で大きな花火を何発か見物させられる羽目に。。。どうカーナビを駆使しようが、交通規制のことはわからない。1時間ほどぐるぐる周辺を回った末、友人には「もう力尽きた」とメールをした。
あの日はずいぶん帰りが早かったので妻がびっくりしていたなあ。

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