リトバルスキーの思い出

1982W杯準決勝の西ドイツ対フランスは自分のこれまで見た試合の中で最高のものだ。
その試合で大活躍したリトバルスキーは、友達の間でも最も人気のある選手の一人だった。


そのリトバルスキーが来日すると聞いた時は本当に驚いた。その後、ソーセージかなんかのTVCFに出た「リティ」を見てなんか複雑な思いがあったのも覚えている。


それは昔の話。

当時三鷹市に住んでいた自分は、妻にお使いを頼まれ三鷹駅付近をママチャリでウロウロしていた。
その時ふと目についた看板で、武蔵野陸上競技場でJFLの試合が行われている事を知った。


ちょいと寄って行こうかなという軽い気持ちで、そのままママチャリで競技場の門をするするくぐって行った。どこをどう通って行ったのかはもう覚えていない。気がついたらすぐ先にリトバルスキーが見えた。

すごくびっくりした。状況を理解するまでに少し時間がかかったのだが、それは横浜FC対横河武蔵野の試合でリトバルスキーは横浜FCの監督。自分はといえばママチャリのままピッチサイド付近まで侵入していたのだ。なぜあんな所まで侵入できたのか分らない。

少しあと、誰にも注意されないままその場から移動した。試合がとても見にくかったから。試合の内容はもう覚えていない。でも試合中に一度リトバルスキーが何かに腹を立ててペットボトルを蹴とばしたのを覚えている。

格好いい蹴り方だった。

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