煙が目にしみる

試合後に炸裂した花火の煙はライトに照らされて、白く朦々とスタジアムを覆いました。


ゲーム中に大連発じゃなくて良かったよ!と周囲の人と言い合いましたが


敗者のつぶやきは、全てぼやきのようで


花火が派手に綺麗な分、いつにも増して、切ない気分。


煙のむこうのコンサドーレサポーターが、すごく遠く感じる長良川。


でも、まだまだ。これから、これから、まだまだ、と自分に言い聞かせる。


 


第一クール、第二クールと戦い続けて思うのは、


相手がどこだろうと、チャレンジあるのみだね、ということ。


サッカーに「格下」はないってよく言うけれど、


どこのチームも順位が下のチームも、岐阜にとって「格下」でなんてなかった。


そんな物言いはおこがましい。


上位に対しても、いい試合があったり、今日のように有効的な突破がなかったり。


 


札幌との力の差を感じながら、煙のあちらがわを見ながら、


「俺たち まだまだ インディーズ! メジャーの世界へ殴り込み!」


って、昔のコールが頭に響いた。


もうインディーズじゃないけれどね、Jリーグだけれどね。


だけど、まだまだ、だわ。


それは希望でもあり、伸びシロでもあるので喜んでもいいでしょうぞ、と気合いを入れる。


殴り込み(笑)いい響きじゃないですかー。


 


 


○ 花火のおかげで分かったこと


一日市場の臨時駐車場に車を停め、シャトルバスを利用したのだが、


とてもスムーズで不便がなくて良かった。


今日くらいのシャトルバスの台数が確保されるなら、


将来観客数が増え、メモリアル周辺の駐車場だけではまかなえなくなった場合


この臨時駐車場はとても有効だと分かってホッとした。


…そのくらいお客さんが入るようになりますように!


 


○ 花火のおかげで分かったこと 2


開始となる7時半より前から、時たま


ドン、パララ…、ドン、パララ…と中途半端に打ち上げられる花火に


息子達のやる気が大幅ダウン。


試合を見ようとすると音が鳴るし、かといって花火もなかなか打ち上がらないし、


フラストレーションたまりまくった様子。


しかし、本格的に花火大会が始まった後は試合に目がいく。


試合後は、あざやかな花火よりも選手に声をかける方が大事なようだった。


やっぱりこどもにも、「自分にとっての、ものの価値」ってもんが分かるんだね。うんうん。


 


○ 一番切なかったこと


他サポーターさんの(特に札幌サポさんの)


「なんで花火大会と同じ日にしちゃったんだ。FC岐阜にとってもよくないでしょうが」


という声が一番辛いかも。


まさに、その通り。


FC岐阜は共犯者ではありません、そんなに愚かではありません、


被害者なんですと世の中に言い回りたいです。

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