巨人来季契約予想2008 外国人選手編
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DIME
2008年10月06日 13:42 visibility128
先に少し答えが出たんで今更ですけども、体裁整えもあるので、来期契約予想。
まずは全体の話。今シーズン当初に巨人がオビスポを育成選手で再契約したときの日記で書いたんだけれど、ここ5年の支配下選手内の外国人選手の延べ人数は 07年は7名、06年は6名、05年は7名、04年が7名、03年が7名、途中入退団者を含めてです。
で、今年は投手がグライシンガー、クルーン、バーンサイド、姜建銘、オビスポの5名、野手が李承ヨプ、ラミレス、ゴンザレスの3名で計8名。
ゴンザレスの途中解雇という問題があったことを考慮しても、8人ってのは今までよりは多い。ただ外国人選手に関しては私個人は7名でも8名でも良いと思います。
ただ8名でいくにしても一枠は「空き」にしておく必要があります、緊急補強用です、今年は特に穴がなかったのでそのままオビスポで埋めましたけど、開幕時点では空けてました。
あとラミレスがFA資格を得ましたので、来季からは日本人扱いになるので自動的に除外されます。
それを前提にもし仮に8名にするとすれば、ゴンザレス、ラミレスを除いて6人残っていますので、例年より1枠多いんだけれども、それでも獲得可能な枠は1です。
で、ここまで考えた時に、1枠でいいのか、それとも2枠あったほうがいいのかというところで非常に悩んでいました。特に野手は李承ヨプと新外国人1名の2名じゃ少なすぎるでしょうから。
逆をいえば投手が5人は多すぎるなぁと。当然投手の方は5人とも残すならそれ以上の補強はありえない。もし投手も補強すると言うのであれば、既存の選手を誰か切らざるを得ません。
以上を踏まえた上で、私は投手はそこまでして補強する必要はない、既存の5名残留でいいだろうと判断しました。そして野手を1名新規に獲得する。
ちなみに、「8人目」対策として育成で投手野手それぞれ1名以上ずつは獲っておいて欲しいって事もあるんですがこれは話が逸れるので割愛。
ただ、5人とも残留だとすると、野手が2名だけになるので正直ちょっと不恰好で怖いなとは思っていました、ほんとはこの7名の枠は「3の4」か「4の3」の方がいい。
そこを考えずに5人残留で良いかと判断してしまったのは今思えばやっぱり姜&オビスポに対して情が入ってしまっていたんだと思います。
で、結果はどうだったかといえば、巨人首脳陣は投手でも新規獲得が必要、或いは投手野手のバランスを取らないといけないと考えて、姜建銘を切ることを決断したわけです。もし切るとすれば最初に名前が挙がるのは姜になることについては全く異論はありません。
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○姜建銘
自分の目で見ていたら別なのですが、春のキャンプ以来まったく見る機会がなかった為、ほとんど登板がなかった今年に関しては、球団の判断を尊重することしかできません。
ただ、私中国語はほとんど解せないのですが、解雇後の台湾報道を見ると、イップス?と思えるような単語が見受けられます。
もしそれが事実だとしたら、登板機会がほとんどないのも理解できますし、今年で戦力外となってしまうのはしょうがないかなと思います、育成でならともかくとして支配下で抱えるのはさすがに難しい。
彼に関して残念なのは、2006年シーズン、最後にパッとでてきた時に、彼の実像とはかけ離れた虚像が出来上がってしまったように思えてならない事です。
2軍でのことを言えば、あの年は5月途中から先発で投げ始めて、白星を積んでいったのだったとおもいます。ただ、今更言っても遅いんですが、そんなに圧倒的というかすごい投球をしていたわけではなかったはずなんですよ。
だから、一軍であれよあれよと言う間に飛翔していったのを見ながら「これはちょっと出来すぎだなぁ」と違和感を感じていた記憶があります。特に四死球がずっとなかったこととか被本塁打がずっとなかったことが殊更にマスコミで取り立てられていたことには非常に違和感を感じていました。
2軍での投球を見る限り、彼は「四死球を出さない」事が武器でも「本塁打を打たれない」事が武器でもなかったはずです。三振を取れる球はないけど、低目を丁寧につきながら球数をあまり重ねずに打たせて取る投手っていうのがイメージでした。
2006年はなんだかんだいって、60イニング弱しか投げてないんですよね、これは偏りの影響が避けられない母数というには十分すぎる。
ある程度のコントロールがあって、早打ちを誘いやすい投手だったら、それぐらいのイニングだったら“偶然”四死球がずっとでないことも、“偶然”本塁打をずっと打たれないこともありえた。その偶然を必然と勘違いしてしまったんじゃないでしょうか、ファンも、チームも、本人も。
去年の春キャンプ、CSでキャンプ中継の時に姜建銘には注目して見ていたのですが、紅白戦とかでもずっと良くなくて、調整遅れかな?と思っていたりもしたのですが今思えばあのあたりからおかしかった。
四死球が全くない抜群の制球力を追い求めるあまり、狭いところを狙いすぎてコントロールを乱してしまってる、あの年のキャンプから開幕当初ぐらいまでの姜建銘はそんな感じだったと思います。
チームが2006年の結果とそれに対する周囲の評価をどう認識していたのかは正確にはわかりませんが、少なくとも本人はその虚像に取り込まれていた可能性は高い。
で、チームとしてもそれを修正できなかった以上、その虚像をしっかり振り払うことができなかったわけでチームにも問題がある事と言わざるを得ないでしょう。
まだとても若い選手です。今年は張誌家の復活も自分の目で見ることが出来ましたしね、環境を変えてやり直せば彼のようになれる可能性も十分あると思います。
もう一度自分はどういう投手なのかという事を見つめなおして、再起をはかって欲しいものだと思います。
他の選手についてはおいおい、つってもオビスポとバーンサイドだけですが。他の4人は問答無用で残留。
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- 事務局に通報しました。
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