３００を越える高校で出たとかなんとか

この件に関しては既にこの日記で書いたとおりです、先月時点で高野連の発言を見ていればこうなることは自明だったわけで何を今更ってかんじです。
なのでわざわざもう一度書く必要もないかと思いましたけど、やっぱり触れないわけにも行かない話題でしょうから一応簡単に。

んで本題

３００を大きく越えているようですが、これでもまだ東京都と大阪府からの報告がまだ加わっていないようですから、実態はもっとでしょう。

これってどれぐらいかっていえば、単純計算で１都道府県あたり６校ってことです。そこまで詳しくはわかりませんが、６校もあればその地域の甲子園出場校はほぼ全てカバーできると思うんですけどね。
特に多いのは駒沢苫小牧をはじめとした「新興常連組」だと思います。これらの高校は新設・改名・共学化などを機にして、自分たちの高校の知名度とランクを上げるために高校野球を利用しようとしているわけですから当然ですが。
そもそも発端となった西武の問題にしろ、根本的な原因は高野連の二面性にあります。
「崇高で清らかなアマチュアリズム」を掲げてその裏で商業活動を行い、本当に貶めているのは誰なのか。
野球ファンとして、甲子園という一番の商売道具にだけは傷をつけないようにしようとしている高野連の対応には哀れみを感じざるを得ません。

阪神（球団のほうじゃなくて）がね、甲子園を高野連から取り上げてしまえばそれだけで大きな変化をもたらすことができるんでしょうけど。阪神だけがそういう切り札を持っているんですけどねぇ、ただ阪神は非常に保守的だし高校野球は彼らにとってもドル箱だから難しいとは思いますが。