【ニュース】 日本シリーズ分配金 阪神の右の代打屋

  • DIME
    2006年10月31日 01:57 visibility137

<日本野球機構>日本シリーズの分配金は過去最高 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061030-00000129-mai-spo 

 

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 日本野球機構は30日、日本シリーズの収支決算を発表。入場料収入の合計は10億6862万9500円で、4戦で終わった昨年より約3億5千万円増となった。第4戦までの収入から出される選手らへの分配金は勝った日本ハムが計1億1377万5968円、中日は計7585万645円となり、いずれも過去最高となった。 

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誤解がおきそうな記事内容なので簡単に解説。 

 

日本シリーズン分配金とは、「最初の4試合の入場料収入から共通の経費を控除した額」から勝ちチームには16・8%、負けチームには11・2%が分配したもの。
つまり、分配金史上最高というのは「第4戦までの入場料収入」が史上最高だったに過ぎない。
じゃあ何で今年が最高になったのかといえば、この理由は非常に簡単で、日本シリーズの組み合わせ(中日と日ハム)が収容員数の多い球場を本拠地としてもつ球団同士の戦いだっただけ。
例えば去年の阪神ロッテならば、千葉マリンの収容人数が30000人と少なかったことが影響し、相手が12球団一の収容員数の甲子園であったとはいえ4戦までで152250人だった。
これに対して今年は4戦までで159737人だった。ってなことで入場料収入が最多だったわけですな。

 

あとは各球状の満員になったときの総収入がどれぐらいとかにもよるだろう。外野席が大きな球場であれば数は多くても総収入は少ないし、逆もまた然り。そういう意味では見てきた限りでは札幌ドームなどは内野席の比率はなかなか大きそうだったのでその辺も作用したのではないだろうか。

 

もちろんこの中には日本シリーズの広告であったり放映権収入だったりは含まれないわけで、それを含めて史上最高だったかどうかはこの数字からは何ともいえない。

多分放映権料とかは絶頂期に比べればだいぶ下がっているのだろうから総収入はあまり多くないのではないかと思われる。視聴率を考えれば絶頂期並みの金額は踏んだくれただろうにね。

 

 

阪神が右の代打を探している話

http://www.daily.co.jp/baseball/2006/10/21/0000145166.shtml

http://www.daily.co.jp/baseball/2006/10/24/0000147805.shtml

 

先日巨人が獲得したときに話したように今年の戦力外選手の中で右の代打屋として実績・今年の成績などを考慮すれば、大道が最善の選択肢だった。

その大道を奪われた他球団の次善の選択の選択肢としてあがるのは今年の中では記事にもあるとおり、森章剛、福井敬治あたりだったが(垣内哲也は引退?よくわからないけど)、2人とも既に一度戦力外→他球団という経過をたどっているわけだしある程度看板の欲しい「代打屋」としてはちょっと微妙。

そんな中で高橋光の自由契約のニュース。

http://www.daily.co.jp/baseball/2006/10/29/0000152279.shtml

ここは当然動かなければならないだろう。大道と比べれば実績では劣るものの、まだまだ31歳という年齢を考えれば総合的に見れば大道よりも美味しくなるかもしれない。

大道獲得に出遅れてさらわれてしまったことが結果的に吉と出るか凶と出るか、来シーズンはこんなところも楽しみにしておきたい(もちろん、阪神が高橋光を獲得したら、の話だが)

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