阪神ファンの粋。

相撲のお話です。

（割と相撲ファンでもあります。笑） 

その昔「双葉山」という横綱がおりました。 

未だに破られぬ前人未到の記録、69連勝を打ち立てた大横綱であります。 

まだ年に二場所で、一場所の取組も11日間とか13日間だったので、

丸3年、双葉山は負けてなかった訳です。

 そんな頃の好角家は、結びの一番に取る双葉は当然勝つ、として、

その一番を見ず、結び前に席を立つのが「相撲通の粋」とされていました。 

敢えて観ない、という美意識ですね(笑)

 時代は流れて、阪神タイガースを観に行った場合。 

1、2点差で勝っているゲームで、8回ピッチャー久保田。 

で、ツーアウトまでこぎつけたとしましょう。 

その時に、あと一人コールです（笑）

 で、とにかく1点差でも勝って8回終了したら、そこで席を立つ。 

9回は球児ですから、後はもう観る必要なし！ 

これが現代の「阪神ファンの粋」です（笑） 

PS.　24日のゲームは記録的には残念でしたが、流石球児でしたね。天晴！