責任は大人がとる!

今回、大会前に部員がわいせつ行為を行っていたことが発覚し、
甲子園出場が決まっていたにも関わらず
辞退するのではとの声もあった群馬の桐生第一ですが、

行動を起こしたのが試合に出ている選手ではなかったこと、
たった一人の行動であり、チームぐるみではないこと
などの理由で出場を決定し、
開会式にも無事に参加しました。

この行為に
ようやく高校野球界も一人でも不祥事がおこったら
出場自体といった理不尽な行為から離れ、
まともな結論を出したなと
自分は思ったのですが、

学校側にはなぜ辞退をしなかったのかと
苦情の抗議も来ていたようですね。

この件に関して色々な意見があっておかしくないと
思いますが、

自分の考えとしては

何も悪いことをしていなかった選手らに対しての
出場辞退は決して行ってはならない!

と思っています。

犯罪を行った選手への処分は当然でしょう。
わいせつな被害にあったのが女子高生だとのことですが
将来背負う傷は小さくないでしょう。
大人だったらいいというわけではありませんが、
いずれにせよ心に大きな傷をつけるような行為を
許すわけにはいきません。

本来なら野球部員だとかといったことよりもまず、
わいせつ行為を行ってしまうような子にしてしまった
親に責任があるようにも思いますが、

そこに責任を求めても仕方がないので
どこかで責任を取らなくてはなりません。

そこでどこにとらせるかとなったら
学校しかないような気がします。

野球部員という前に
生徒への教育ができていなかったこと。

そこを問題点として、
学校側に再教育の徹底をすべきです。

出場辞退というのはある意味
部員達に責任を取らせるということになります。

彼らはまだ15〜18才位の若者です。
そんな彼らが甲子園目指して頑張っているなかで
たった一人の過ちに対して

お前らが悪い!

ということで夢を断ち切るといった理不尽が
そもそもおかしいと自分は思っていました。

色々な意見があることは承知ですが
今回の学校の決断は間違っていないと思います。

ただ、あれだけ理不尽な制度が今まで行われてきたのも
何かしら理由があるのでしょう。
そのことについては今度じっくり考えて
みたいと思います。

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