【サッカー 甲府】 本気を出すのは今だと決めるのはセンセーでもママでもないから
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太田町見付
2012年04月03日 22:32 visibility54
罪なピーカン昼下がり、いつも甲府のゲームは悪天候と表裏一体。けれども今日は快晴。盆地を吹き抜ける風の心地よさ。
11時にはスタジアム入りする予定が、たまたまケヤキ通で財布を拾い、小瀬の交番に届けたりしたことから、結局11時半に。(財布の持ち主は当日すぐあらわれた)
悪天候続きのためできなかった、ビッグフラッグの日干しを行う。さすがに春の陽光を充てるとふんわりふわふわ。太陽の匂い。そして除菌のためファブリーズをまんべんなくふりかける。
さて、さてゲームの論評。一年たってギラバンツはまったくもって別のチームに生まれ変わっていた。なめてかかっていたわけではないが、あのようにガチに守るDFを崩すのは容易ではなく、逆に2人3人でつぶしにかかってくる。鉄壁といえないまでもガチな守備。小倉生まれで玄海育ち、口も荒いが気も荒いと、その歌詞を地で行く荒々しさ。これがJ2と言わんばかりのサッカー。
結局のところ前半戦決めるべきところで決めきれなかったのがゲームの敗因。甲府目線でいえば確かにプレイが荒らあらしいが、それは甲府とて同じこと。うちがJ1に上がった時の守備は決してほめられたものではない(ただ単に下手という突っ込みが入りそうだが)。
高崎とダヴィの動きを完璧と言えないまでも封じ込めた三浦監督の作戦勝ち。同じ三浦姓で、このように守備体制の構築が真逆なのもサッカーの醍醐味。結局のところ、攻撃の引き出しが少なかった城福サッカーの負け。
他のチームに甲府封じのヒントを与えたゲームであるが、ここはいかにして攻撃のバリエーションを増やしていくかがカギ。
そして、たまさか見ることとなった竹内涼のゴール。彼の振り抜けが、決勝弾になろうとは。昨年までなかなかトップに来ることのなかった選手が活躍するのはうれしくもあり、少しやっかみも生まれる不思議な気分。
たまたまギラヴァンツの社長、横手社長のお話を今年のホームタウンサミットで拝聴する機会があったが、そのアクの強さは一筋縄ではいかない感じがした。
監督の三浦監督は一昨年まで静岡県内のローカルサッカー番組でMCを務めていたが、その情熱は清水の現役時代そのまま。そしてチームのアグレッシブさは監督と生き写し。
ビックフラッグの撤収作業の際、サポ仲間との与太話。桜のころ九州勢と対戦すると勝てない。いままではこの時期鳥栖と対戦し負け続けていたが、今年はそれが北九州に変わった。来週も同じ九州勢。大分トリニータ。
大分の青野社長は県の地方官僚上がりとは思えない情熱家。そして田坂監督は清水のコーチ時代、サポ・選手をして田坂塾と言わしめたほどの熱血コーチング。
ああ、甲府の苦難は続く。
北九州という黄色の教科書は今後の答えをふやしてくれるはず。
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