【高校サッカー】松山商業0-富岡高校2まずは初戦突破

ゼットエーオリプリプリスタジアム、一体どこかと思えばなんのことはない市原臨海のこと。どこかの企業がネーミングライツを行使したに違いないのだが、ゼットエーってなんの企業か意味不明。流石にネットで調べるつもりもなく、とりあえずこの日記では市原臨海で。

 

東海道線から大船で横須賀総武快速に乗り換える。戸塚だと同一ホームでの乗り換えが可能なのだが座れる可能性のある大船で(乗り換え時間エキナカで過ごせるし)、で五井まで一直線。

ちょうどお昼に五井駅に到着。バスでスタジアムに向かう。

 

この日の市原臨海は風もほとんどなく穏やかな大晦日。

スタジアム前には既に富岡高校の父兄の皆さん方がのぼり旗をもって集合。みなさん青色のタオマフをお持ちであり、ここで富岡高校のカラーが青であることを知る。

 

たまたま、福島にあるクラブチームを縁あって応援しており、そこの会場で募金の呼びかけをしており、気持ち募金したことから今日観戦に来た次第。

富岡高校の名前は聞いたことがあり、我がヴァンフォーレ甲府の三幸くんや、卒業後エスパルスに入団する金子くんの出身校(金子くんは在校)である。

が、彼らはJFAアカデミーの子たち。あの原発事故以来拠点を御殿場に移し、三島長陵をサテライトとして使用している。選手権に出場した子たちは聞けば福島をサテライトとして利用しているとか。

学校自体、ヤドカリ生活でよく全国大会の切符を手に入れたとそれだけでも賞賛に値する。

 

試合開始直前、バックに陣取った在校生父兄ともにピンク色のポンチョを着ての応援。メインからみればそれが清一で師走の陽光に映える。私の勘違いでなければこれは夜の森の桜をイメージしているに違いない。

対戦相手は松山商業。かの高校もサッカーに関して言えば半世紀ぶりだから初出場とも言える。

ゲームは開始早々FKを頭で合わせた富岡が先制。

それで気を良くしたのか、見ていて小気味よいプレーをする。まるでサッカーを楽しんでいるかのよう。

2点目はミドルをキーパーがファンブル。それを頭で押し込んで追加点を奪う。

右からのサイドの突破は再三再四だし、サイトチェンジも絶妙。

追加点のチャンスはあるものの得点できず、前半終了。

 

後半は松山商業もようやくエンジンがかかったとみえ、富岡が押し込まれる場面が目立つようになる。

また、10番高木くんのポジショニング、オフサイドを取られないか少し心配になる。

いい球があがってもそれを決めきれない。運動量が多かっただけあり最後に足にきた子もいた。

 

後半松山商業に主導権が行きかけるが、選手交代でまた富岡ペースに。最後まで落ち着いてゲームができたよう。

初出場ながら、気負いすらなく伸び伸びプレーできたことが勝因であろうか。

ブラスバンドもないなか(逆に松山商業のブラバンといったら高校野球の常連でアルプススタンドでやってるし)、声援がチームの力になったのではないかとおもう。

 

私のいくばくかの募金も今日ののぼり旗一本分くらいになったに違いない。

 

 

 

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