【サッカー 甲府】 「まるっきり変わってない」と言われるのはなんかムカつくのは何故

 そりゃ、まるっきり変わってないなんて言われたら誰もがムカつくであろうに。それでも、一年ぶりの邂逅は、それぞれのチームとも大きな変化をもたらした。


 


 昨年みたいな大きな花(FC東京)のない今季のJ2。玄人好みは別にして、集客UPのために各チームともあの手この手の観客動員合戦。甲府VS大分も「J2天下取り物語」と銘打っての集客UPの一大イベント。


 借金を抱える、潰れかける、J1の空気を吸ったことがあるなどの共通項を持つ両チーム。ホームタウンの人口もほぼ同じとのおまけつき。ただ、こちらは甲府側が幾分上げ底。甲府はホームタウンを山梨県全県としているのに対し、大分は、大分・臼杵・別府といった大分周辺部のみ。


 


 さて、J2天下取り物語というだけあって、モチーフは戦国時代、甲府には「武田信玄」というビックネーム。ゲーム当日も「信玄公祭り」という市内で一大イベント開催中。対する豊後大分には「大友宗麟」。大分県民には悪いが、全国ネットとしてはいささか知名度に欠ける。TVドラマで主人公になったのは確か松平健が演じたNHKの正月時代劇ぐらいだけのような記憶しかない(誤っていたらごめんなさい)。


 


 クラブの企画したゲーフラ大会。Jsゴールでも紹介されていたが、その運営のお手伝い。


武田家の家紋は武田菱。平行四辺形を書けば何とかなるが、大友家の家紋は杏葉。そんなものちょっと片手間のゲーフラでは無理。まさか十字架にするわけにもいかず、これでは小西摂津か高山右近かわからない。ここでも大分は不利。


 それでも、ゲーフラはみなさん楽しく作っていただいたようです。(詳しくはJSゴールを観てね)


 


 さて肝心なゲーム。終始主導権を握っていたのは、甲府。前節の敗戦がうそのようなパス回し、積極的なプレーで相手陣営に攻め込むもゴールが遠い。


 ならばと、後半になって攻め手を変える。サイドからのパス回し。そして、ダヴィのゴール。


 甲府の攻め手はダヴィ、高崎だけでなく、積極的に中盤、DFも攻撃に参加し、ゆさぶりをかける。このため大分の守備陣はそのケアに追われる羽目に。前掛りになっているのだからカウンター狙いも十二分な作戦であり得るのだか、そううまくいくものではない。


 


 攻撃のカードとして田坂監督は木島を投入。その彼も十分な結果を出せずじまい。田坂ー木島師弟は、大分のみならず、エスパルスでの師弟コンビ。鬼の田坂塾の教え子の一人。先週に続き元清水勢にやられるわけにはいかず、終了間際にもたつく、セットプレーでやられかける場面もあったが、それを凌いでの勝ち点3。そして無失点。


 


 春の珍事。桜の花が満開のこの時期に甲府がこの時期3位と今までありえなかったこと。


 夢開く ウソから出たマコトの出来事の誘惑は圧倒的じゃないか、かなりやれそうだから、鳥取にでも行こうかと思う。

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