【サッカー 福島】 ♪会津磐梯山は宝のやまよ~

前日の雨が嘘のような晴天。会津盆地は雲ひとつない上天気。


 


駅でレンタサイクルを借り街を疾走すれば心地よいことこの上なし。大旗用のポールをスペンサー銃よろしく肩にかけ街を駆け抜ければ気分は大河ドラマの登場人物。覚馬、伊東悌次郎、神保修理はさすがに無理でも田中土佐ぐらいにはなれよう。


お城の横の大河ドラマ館で小休止。この日は団体客もおらずゆっくり鑑賞。そういえば、今日は王政復古の大号令。小堺具視が欺勅を振りかざし政権奪取のはず。


 


自転車を軽快に飛ばし到着したのは12時すぎ。場所は、会津総合運動公園内の陸上競技場。新装なった会場、そして観客席の芝は根付いているとは言い難いものだが、スタンドもトラックもとても綺麗なもの。信夫ヶ丘と比べると雲泥の差とは表現がきつすぎか。


 


オープニングセレモニーは西会津町のローカルヒーロー「丞神デナー」のパフォーマンス。きっとゆるキャラに毛の生えたようなものと思ってたがこれはしっかりとした作り。


写真を撮ってないので、HPのリンクを。


http://cho-kimitsu-pj.com/index.html


ゲーム前には、大河ドラマのオープニング曲も流れる。


 


さて、ゲーム評。


開始早々から積極的に仕掛ける、この日はボールの収まりも良い。


否、ツェーゲンの方が攻撃に力点を置きすぎ守備ななおざりになっているように見える、再三にわたりシュートをうつ場面から徐々にツェーゲンのキーパーが苛立ち、DF陣に声をかける姿を見れば、バランスが崩れこのゲーム修正がきかないようにすら相手チームとはいえ感じてしまう。


攻撃もサイドに振ったあと中にえぐり込むようにくるといったワンパターンなもの。対策のたてようはいかようにも。


 


そして先制は相手のクリアミス。それを益子がゴールを決める。


ただ、その直後の負傷交代は残念。


 


後半は、新加入吉濱の独断場といっても過言ではない。


ドラマはいつも劇的。相手GKが前にでていたこともあろうが、自陣から打ったボールは、折からの会津盆地の薫風にも援護されたとみえ50Mは優にあろう距離ゴールマウスに収まる。


湧き上がる歓声。


あのようなシュートはついぞ見たことがない。


 


さらに畳み掛けるよな直後の振り抜けるようなシュート。


吉濱自身、Jリーグでも得点経験のある選手だけにお披露目弾としては満点どころかプラスアルファのボーナス点。


ただレンタル期間が3ヶ月とはやはり湘南の台所事情もあろう。


 


会津でのこけらおとし。なかなか有料でサッカー観戦をしたことのない子たちもおおかろうにそのなかで、吉濱のあのロングシュートは会場に来てくれた子にとっては一生の財産。


リーピーターになってくれるはず。


 


遠く会津磐梯山を眺めることのできる、そしてスタンドからは鶴ヶ城も見えるという。


なんという気持ちの良い環境であろうか。


 


勝った心地よさ、帰りのペダルの軽やかなこと。


そして、赤く日焼けした腕と顔は勝利の勲章。





































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