【サッカー　福島】　♪待ってるだけじゃ　何も起きない　遠い道でもでかけてみよう

♪待ってるだけじゃ何も起きない

遠い道でもでかけよう

難しそうでもやってみようよ

つまづいたってあきらめないで

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静岡ケンミンならばおおかたご承知のこの歌このCM。春華堂のCM。春華堂という名は知らなくとも「うなぎパイ」はみんな知っている。作曲は小椋佳御大。小椋さんが旧第一勧銀浜松支店長として赴任していたことから春華堂のCM曲を手がけることに。

歌詞はまさにみんなへの応援歌。JFLに参戦するすべてのチームに対するFight　song。

週間天気予報では雨だったのに、ゲーム終了まではなんとかもった浜松都田。

三方原台地の北辺に位置するホンダサッカー場が今日の舞台。

天竜川を渡るかささぎ橋から浜松環状線、遠鉄西ヶ崎駅をすり抜け三方原台地をあがればすぐそこ。アウエイなのにカーナビを使わなくとも行けるのは、私の出自が遠州（ただ中遠地区なのだが）だから。

ゲーム前、フロントのIくんやTUFのスタッフさんとこのスタジアムの良さを語る。

一企業の所有物なのだが当然専用で比較的芝の状態も良好。荒れた信夫や、中途半端な会津に比べたら（それは信夫と比べて）雲泥の差とは言いすぎか。やはり条件の良い場所でさせてあげたいのは親心。

ゲームについては、竜頭蛇尾にも程がある。

いきなり、左サイドを崩しドラが上げたボールを康剛が頭であわせて先制。

まさか、まさかの先制そのあともボールがうまく回る。いやHONDAのほうが中盤の形を作れないでいると言ったほうが正解か。

右はコースケが駆け上がる。純弥のシュートもこれまた惜しいもの。

ただ、追加点を奪うことができず、コースケもチェックにあい少しばかり苛立つ場面も。

なんとかもった天気も後半に入るとポツリポツリと。

スタンド内でキスがカードをもらったことで、早々に変えないと大変なことにって半分冗談、半分マジで話していたことが後半現実に。

やはり、JFLの門番HONDAFCの底力、後半に入ると、俄然ボールの収まるがよくなり、ユナの選手たちに仕事をさせてくれない場面が多くなる。

真ん中を切り込まれての失点、やはりJFLの雄。感嘆。

そして、止めきれず思わず手の出るキス。カードがでる。やらずもがなの2枚目イエロー。結局退場。まるで三ツ沢の再現。2試合停止となるのは自明。

こうなってくると防戦一方となる。内藤のセーブが光る。ただ、HONDAも最後の決め手をかきとりあえず勝ち点１を拾ったって感じ。

きっとHONDAさんにしてみればいささか消化不良のゲーム。こちらにしてみれば、敵地で勝ち点１それも門番から奪えたことで良しとせねば。

新幹線経由で来たサポさんに、「出世大名家康くん」を聞かれた。浜松城は出世城。家康はここから戦国期を勝ち抜く。幕政期には水野忠邦がここに移り老中まで上り詰めたことで知られる。

じゃあここを足がかりに上のステップに登ろうではないか。

だから、待ってるだけじゃ何も起きないし遠い道をでかけるから。