【サッカー　清水】　………

　別に予選敗退も決まっており、今更応援なんてって思う反面、とにかく勝ってほしいし、もしかしたらの希望的観測で勝つかもとの淡い期待を抱きつつ仕事帰りに向かったＩスタ。

当然のことながら開始から見られるはずもなく、到着は19時半と前半も半ばを過ぎたところ。

スタジアムに着いてみればメンバーの中に、息吹と六平の名前が。やはり予選敗退だから、思いっきりプレーしてもらいたいし、若い子（元来このチーム自身若すぎるが）を使うのは当然のこと。

バレーのオーバーヘッドは決まっていればかっこいいしきっと勢いがつくはずなのに、やんぬるかなの超嘆息。どよめきが起きるもそれは嘆き節に早変わり。

ボールを持ってもゲームを作らせてくれない、ボールを持たされているだけ体よくあしらわれている感がいなめない。

だからの失点。あれだけ、「どフリー」にさせたなら打ってください、決めてくださいと言わんばかり。クッシーを責めるのは酷。

ハーフタイム、2階席の座席で計算ドリルをする小学生。親に連れられてきたか定かではないが観客の少ない水曜らしい光景。後半も応援しような。

で後半、サポ仲間と合流し、最前列で応援。

メンバーを変え翔が投入されゲームを作る。

が不用意なファールやらバックパスで危機感とイライラは募るばかり。更には俊輔のそのケレン味ある時間の使い方でイライラは頂点に。

その直後の失点……。

更には再びのファール。なんでするかなって感じ。それでもクッシーの頑張りでなんとかしのぐ。

この日の見所。それは突然やってくる。

一度はじかれたボールを再び拾っての石毛が飛び込んでのゴール。

いやー、何のかんのいってもゴールシーンはいい。振る旗の心地よいこと。

でも後は……。

時間の使い方の上手いマリノスのおかげでアデッショナルタイムは予想外の6分。

エンドレスに続くゴールコール。

息吹の左からのシュートは枠を外れラインを割る。もしこれが決まっていたのなら盛り上がりも最高潮だったのに。

最後は、マリノス佐藤に対するイエローでゲーム終了。

佐藤といい、俊輔といいもらわずものがなのカードなのだが、いやらしさの面でいえばまあ見事。

結局、芸のないうちが真面目すぎるだけ。

それこそ、わざわざチーム事情でUー１８から戻した三浦弦太はスタメンでガンガン使えばいいし六平も変えるのはどうかと。

予選敗退してるんだからやりたいことやればいいのにと思うばかり。こんなゲームによく６０００人も集まったとそちらのほうが驚き。

さあ2日おいてのリーグ戦。そろそろ勝ちが見たい。いや、負けないところをみたいもの