福島ユナイテッド非常事態宣言

  まずは運営会社から送信されたメールを転載します。


 


  


【以下、代表・横田コメント】


 日頃より、福島ユナイテッドFCの活動にご理解をいただき、また多大なる応援とご支援をいただいておりますこと御礼申し上げます。2002年から「福島県にJリーグチームを!」という合言葉の元に、多くの皆様のご支援とご協力をいただきながらここまで参りました。お蔭様で、JFL、そしてJリーグという“夢”が“目標”になり、あと一歩のところまで来ています。今シーズンは、手塚監督以下、夢と情熱を強く持った選手たちが集まり、ここまでリーグ戦では10勝1分で首位を走り、来季からのJFL昇格が、より現実的になっています。「スポーツを通して福島を元気にする、スポーツを通して福島の子供たちに夢を提供する、スポーツを通して世界に誇れる福島を創造する」という活動理念の下、皆様のご支援と応援をいただきながら、トップチームから下部組織、そしてスクール活動において、選手・スタッフ一同努力を続けています。


 この活動も8年目の活動に入り、間違いなく、ご支援と応援の輪は拡大をしています。今シーズンの支援企業は245社、サポーター会員は2100名を超え、試合の平均入場者数は1274名、最高入場者数は3171名に達するなど、昨年と比較してもすべてが順調に数字は増えています。


 しかし、現実的に困難にも直面しています。ひとつは、今シーズンの運営・経営において資金が不足していること、そしてもうひとつは、来季JFL昇格を見据えた場合、運営組織の大きな改革が必要なことです。


 まず、今シーズンの資金不足についてご説明いたします。今シーズンの運営において、約1,000万円の資金が不足している状況です。このままでいきますと、10月ごろには資金ショートをむかえる状況です。このような事態を招いてしまったこと、これはすべて代表であります私の責任と痛感しています。このような事態を招かないように努力をしてまいりましたが、このままだと少し先に、最悪の事態を招く可能性もあると判断し、このような形で、多くの皆様に広くお話をさせていただくことにいたしました。なお、決して今この時点で活動が止まる状況ではなく、早い段階でこの事実・状況を皆様にもご理解をいただき、たくさんの時間が残されているわけではありませんが、10月までに残された時間を使い、このクラブが前に進んでいくためにご支援をいただきたく、公表させていただきましたことを何卒ご理解いただきたく思います。また、会社としての経費節減も今まで以上に図っていくつもりです。


 経営手法として規模の縮小という選択肢もありますが、来季JFL昇格を考えた場合、今年以上の経営規模体制を作る必要があり、今年の規模縮小、来年の規模拡大という、この相反するやり方を同時に進行していくことは困難であり、来年の規模拡大に向けて、支援拡大のスピードを上げていかなければなりません。


 そしてもうひとつ、運営組織の大きな改革についてご説明いたします。来季JFLに昇格することを前提に、あらゆる準備をスタートしなければならないタイミングに来ています。JFLに昇格が決定するのが12月上旬、そしてJFLが開幕するのが来年3月上旬、その間はわずかに3ヶ月しかありません。遠征費用や遠征の手配、ホームゲームの準備、チケットセールスなど、その業務は今と比べものにならないほど増えてきます。現状のマンパワーでは、到底吸収できません。つまり、スタッフの増員が必要になってきます。スタッフを増員するということは、それだけの財源が必要になります。いままで以上にお金を集められる組織に生まれ変わる必要があります。そのためには、資本金の増加、役員体制の強化、営業力の強化が必要です。そのための準備も今から始めなければ間に合わなくなると見ています。


 以上、ご説明させていただきましたとおり、福島ユナイテッドFCが前に進んでいくために、皆様の更なるご支援が必要です。ここに「福島ユナイテッドFC緊急事態宣言」をさせていただきます。この報道を見ていただいた県民の皆様、そして企業の皆様、どうか福島ユナイテッドFCの活動にご支援をお願いいたします。以下、3点のお願いをさせていただきます。


 ① ユニホーム胸スポンサーとしてご契約いただく企業の募集


 ② サポーター会員へのご入会のお願い


 ③ 福島ユナイテッドFCへの募金のお願い


 我々の活動は、法人で運営をしています。しかし、この活動は企業活動ではなく、地域貢献活動と考えています。皆様には、この活動を「公共財」として捉えていただき、この活動が継続しさらに成長したとき、どのような効果をこの“福島”という地域にもたらすかをぜひご理解をいただきたく思います。福島県にこれまでにない、プロスポーツを中心とした地域づくりを実現させるため、この福島ユナイテッドFCが今後の活動を継続するために、ぜひともご支援をお願いいたします。福島ユナイテッドFCを助けてください。


 このクラブが目標に向かって、永続的に活動し、福島県にスポーツ文化を根付かせていくために、どうぞ皆様のご理解とご支援を、重ねてお願いいたします。


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【募金協力のお願い】


「福島ユナイテッドFC緊急事態宣言」に伴い、皆様に募金へのご協力をお願いいたします。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。


受付期間:2010年8月10日~11月30日


受付方法:


(1)銀行振り込み[振込先]東邦銀行 泉支店 普通522178 株式会社フクシマスポーツマネジメント


(2)クラブハウス・クラブスタッフへの手渡し


(3)イベント等における募金箱の設置 *あわせて設置させていただけるイベント等、ご連絡をお待ちしています


(4)協力店舗に置かせていただく募金箱の設置 *あわせて設置させていただける協力店舗も募集させていただきます


(5)街頭募金 *今後実施していく予定です


金額の設定はございません。皆様からのご支援を重ねてお願い申し上げます。


 


◆福島ユナイテッドFC◆


福島市飯坂町平野字天王下18-1


TEL 024-558-7042


 


 運営会社が危機的な状況は文脈からわかりますが、具体的な収支計算がちょっと‥。


 もともと、社会人リーグですから入場券収入というのが全くないわけで、スポンサー・サポーター等からの広告収入・協賛金等やグッズ販売収入しかないわけで、きちんと財務体質を改善しないとこの問題は解決しません。Jリーグではないのですからリーグが救済することはありません。自助努力が必要です。


 でも、きっと募金はしますが。


         


 


   この仔のためにも。(でも、写真は具体的に本文とは関係しませんが)






































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