【サッカー 甲府】 だからプロヴィンチアだって言っているのに
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太田町見付
2013年07月09日 23:05 visibility291
久しぶりの国立って書き出してみたものの、そういえば震災復興のチャリティマッチ観戦のために先月訪れたばかりであった。
そんな国立千駄ヶ谷門には午前10時過ぎに到着。チャリテイマッチの際に会ったエスパサポさんの話では、代々木門側は浦和の場所取りがあって、復興マッチと日伊OB戦と場所取り待機列が三重であったと聞いていた。この日の千駄ヶ谷門はようやく待機列が2列目に差し掛かったところであった。
この日の日差しはもう焼け付くようなもの。この日関東地方は平年より早い梅雨明けしたとみられる宣言。確かに、朝出がけに見た気象情報の概況図では梅雨前線が影も形もなく消えていた。
日陰の全くない千駄ヶ谷門で開門まで耐えるほどの根性もなく、涼みに訪れたのは新宿御苑。芝生広場イギリス式庭園で流石に北欧のような日光浴をする気もなく、日本庭園木陰をさがして小休止。
この日は、海風がやたらに強く、結果それが木々を抜ける心地よく感じたものに。都会のオアシスとはまさにこのこと。
今日はホームゲーム。運営の都合上、小瀬のキャパの問題もあり今回も国立開催。昼を回れば山梨からのツアーバスも到着したと見え待機列も順調に伸びてゆく。
ワイシャツを腕まくりし、首に白いタオルを巻いたおじさん、この時期の田舎の寄合かはたまた隣組の葬儀の手伝いにいそうな格好の主は、誰あろう海野会長。きっと会長も設営のスタッフなんだろうと感心。
ホームゲームであるから、当然のことながらのビッグフラッグ。ここで広げるのは2回目。2年ぶり2度目。
流石にホームで広げるのとは勝手が違いますが、それでもなんとかスカパーに抜かれたみたいでよかった。よかった。
ゴール裏の皆さんご協力ありがとうございました。また、国立まで運搬していただいたスタッフさんありがとうございます。
で、ゲームですが、耐え忍んで、耐え抜いて最後守りが甘くなったところを突かれの失点。残念に思う反面結局のところ、最後には力量の差が出てしまった感のするゲーム。1年半前のこの国立での対戦はともに降格争いをしていただけに、この一年半の時の流れは非情であり無情。
水野や柏のシュートが決まれば、なんてのタラレバはもうこのチームには不要。惜しいけどよかったねもこのチームには褒め言葉にはならない。得点できなければ失点せずになんとか勝ち点を上積みすることのみ求められるチーム。
それでもあのグダグダ感漂う中断前の大宮戦にくらぶれば格段の進歩。今後の展開に期待が持てるもの。
ゲーム終了後、そそくさと撤収するうちを尻目に浦和サイドでは2シーズン制反対の無数のダンマクを掲げての抗議活動。
あるSNSでは、「なぜ甲府サポは同調しない?」などと書かれていたが、いかんせんホームとはいえこちらも山梨から遠征の身。帰りの電車、バスの時刻が迫っていれば居残りなどできようはずもなく、さらに、残ればそれだけ運営費がかさむ。
やたらに多いピッチ看板、更にはスタジアム最前列にこれみよとばかり並んだ横断幕広告。担架にも広告が入っていると、浦和サポから呆れらるやら感心されるやらなのだが、そうやって小銭、日銭を稼いでのチーム経営。
個人的には2シーズン制はあまり好ましいとは思っていないが、もしこれを導入することによってチームの経営状況が改善されるのならば検討の余地もあると考える人がいて当然。
なによりチームがなくなってしまえば元も子もないわけで、どこぞのトリコロールカラーのチームのように累積損失が10億超にもなれば、うちのチームはとうの昔にクラブが消滅している。
ちょっと話がそれたが、フロントが汗を流す姿、経営に苦慮する様をみるにつけこのチームを応援し続けようとなる気にもなる訳で、だからこそ他のチームもリスペクト可能となる。アウエイにもかかわらず自分のホームだなどとのたまわったスタッフがいたとかいないとか、おもねることはもちろんしないが、独立不羈は忘れてはならない。
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