甲府の開花宣言はいったいいつ？

　昨日の小瀬のソメイヨシノは満開。そこかしこで宴会モード。

　ゲーム終了後花見を予定していた浮かれ気分に冷や水を浴びせられたのは、結局パスミスからの失点。

　前半４０分のあの池田のバー直撃弾が入っていないだけに、とりあえずいい感じでゲームが進んでいただけに、あの失点は悔やんでも悔やみきれないもの。

　大西といいパウリーニョといいそれが枠内に収まっていれば完全に流れは変わっていただろうに。

　いや、悔やむ前に得点することができなかった自分達を怨むべきか。

　失点後立て続けにメンバーチェンジし、パワープレーに持ち込もうとするもののいかんせんバランスが崩れ、２トップなのか３トップにしたいのか、１．５列目からの飛び出しを待つのかどうしたいのか全く分からず、本当にパワープレーでの突破になってしまう場面も。

　無駄なパス廻し、安易なパス出し、自分達に苛立つのか不用意なイエローカードまでもらう始末。

　一言でいえば雑。自分達で自滅しているならば世話ない話。

　個の能力で得点しようとするから全体的にバランスが悪くなる。アンカーも今年は不在。全体に前懸りになるからＤＦがざるに。誰かチームのために汗をかく選手はいないのか。

　２ゲームしか見ていないが、今年は全く走ることを忘れたチーム。後半４０分頃を見ればそれは一目了然。

　終了後あいさつに来た選手たちには、私は拍手もヤジもブーイングもなし。ブーイングするにも値しないチームになり下がったか。終了後はサポ仲間と話していても出るのはため息ばかり。

　「貧すれば孝子出る」のたとえのとおり以前なら、純弥、國吉らがこんな時育ったが今シーズンは望むべくもなし。いや、どうせなら若手でも使おうか。

　小瀬の桜は満開。

　あひ思はでうつろふ色を見るものを　花に知られぬながめするかな