【サッカー　福島】　考えさせられることがいっぱい

自宅を出るときは雨も降っておらず、薄日がさしていた日曜日。9時ちょっと前に自宅を出発。途中、JAの直売所で、差し入れ用のお茶を購入。ペットボトルのそれは、ズバリ「藤枝かおり」とまあ女性の名前のよう。直売所は朝から大賑わい。お茶とともに、お昼ごはん用の助六と、サポさんたちの差し入れのみかんを購入。早生だけに遠路こられる方には初物となろう。

勝手知ったる市民グラウンドには１０時前に到着。これから準備作業をはじめようとする段階。

どのクラブもボラスタなしでは運営できない事実。このような姿オリ１０、ことに赤い方々に見せてあげたい。Ｊ１でもＪ2から昇格したクラブは、すべてが手作り、手作業から始まっている。

だから、遠路はるばる来たアウエイチームに試合は別として、おもてなしの心を持つ。まさにそこにあるサッカーを愛せの世界。一からチームの運営を見ていれば、それこそどこぞのJ2降格チームのように「もてなされなくとも結構です」なんて大層な口はきけないはず。

雨も急に降り出し、テント張も一苦労。お疲れ様です。m(_ _)m

閑話休題

そのうち、MYFCの斎藤監督も出勤し、ボラスタ達にあいさつ。ついでかどうか近くにいた私たちにも挨拶してくれました。イチはマイカーで出勤。いつみてもさわやかだね～。

そして、トッキーや井上くん鈴木社長、高みななどうちのスタッフもおりご挨拶。

ダンマク張りのときは雨もあがり、購入した早生みかんを配る。ついでに顔なじみのＴＵＦのブンカさんにもおすそ分け。

応援練習のMYFCが、「アビスパ福岡」コール。アビスパの経営危機が表面化したことでのアビスパコールなのだが、県外サポさんにはちょっと理解できなかったので少し解説。出自は中央防犯、藤枝ブルックスであること、スタジアムの規格、また、福岡に請われ本拠を移したことを手短に。かれこれ15年も前の話だが、それを忘れずにこのようなコールをする。

５０００万の資金ショートで右往左往するアビスパだが、6億の赤字となっている横浜Fマリノスは、もうリーグから退会し、社会人クラブとしなければなるまい。まあ、うちも青息吐息で、ようやく胸スポンサーも決まり資金のめどがついたし、どこで覚えたのか、サポの財布を緩ませるような策を小出しにしレプユニやグッズで日銭を稼いでいる。（これは褒めているんです）運営費がうちの倍以上あるMYFCが羨ましい限り。

ゲーム前、選手入場時、セブンイレブンデーとのことで、セブンイレブンの制服を着てNYFCは入場。まるでアルバイト店員みたいとはいわないでおこう。

さて、ゲーム。

もう、まるで別のチームと思うが如くの、攻撃。うまい具合にパスがつながり、そして相手DFを抜ける、裏を取るパスが配給される。そのパスにコースケやホンヨン、吉濱が反応し、相手ゴールを脅かす。

先制点は、コースケ。石堂、野田ときたボールを真ん中からシュート。小気味よい攻撃から生まれた得点。

この日のユナは誰も彼もが落ち着いていて、見ていてそんなに不安はなかった。

エンドが変わっての後半。途中から雨足も強くなり、少しピッチに足を取られることも多くなったが、それでも、相手が中盤でタメを作れない分うちが有利にゲームを進める。

今度はコースケからのボールを吉濱がシュートし、2点目。

反対に相手にシュートを打たれても、内藤が好セーブ。内藤ありがとう。

そしてゲーム終了。

ピッチと客席が同化している分（仙台大学グラウンドのよう）、選手が近い。♪ＩｌｏｖｅUnited♪君の瞳に恋してるは、選手もはじけて楽しそう。

コースケにはMVPとしてセブンイレブンからおでん１００個が贈呈。でも、福島のセブンイレブンでも使えるのか？いや、ファミマと提携しているうちにセブンイレブンのおでんとは笑い話にもならないが。

ゲームが終われば、エールの交換。田村でもそうだったがMYFCは温かい。静岡の風土がそうさせるのか。

出待ち、バス待ち、ホンヨンも野田も吉濱もコースケも内藤も笑顔がいっぱい。トッキーもいつになく饒舌。竹鼻さんはタオルを頭に巻きテキ屋のおやじのよう。

勝てば笑顔が溢れる。

選手バスを見送ったら、雨は小ぶりに。

その後、スーパー銭湯で一時間ゆっくりつかり、さらに４０分のマッサージを受けたにもかかわらず、八重の桜に十分間に合う時間に帰宅。

そう藤枝は一番近いアウエイ。

来季もよろしくお願いします。

でも、ピッチに近い分、イチのスローインを眼前で見て、思わず顔をほころばせたのは黙っておこう。（って、ユナサポのお嬢さんがた皆イっちゃてたけどね）