運も実力のうちの勝ち点3

J1リーグもはや第7節。アウスタホームゲームも5試合目を数えます。諸事情によりようやくアウスタ初観戦、エスパルス初観戦となりましたが、やはりホームは良いもの。スタジアムから駿河湾越しに見える伊豆の山々、ホームに来たなと心地よい想いが。



 ただ、天候は芳しくなくまた、四月中旬とは思えない風がスタジアムを吹きぬけます。

 ゲームは開始直後から、大宮が仕事をさせてくれません。守備もそして攻撃も人数をかけ、要所要所でプレッシャーをかけてきます。ゲーム開始前から大宮が守備を固めるのは容易に想像できたはずなのに、攻撃に工夫がありません。折角、ヨンセン、元紀といった毛色の違うFWをそろえたのに(凸凹コンビと口さがなく例える人も)巧く機能しません。

 そして、ウエザーニューズでは15時ごろから雨の予報だったはずなのに、開始20分ぐらいから本降りに。

 雨のためロングパスや、サイドチェンジ、ワンタッチでの展開などを多用して裏を取れたならまたゲームも違ってきたはずですが、やたらパスミスでカウンターまで食らう始末。

 後半の兵働のゴールはよく合わせてくれた。兵働らしからぬと言っては語弊があるが、思い切りよく振りぬけたシュートでした。

 その後、コーナーキックの際のマークがずれていたためか失点し降り出しに。ここでドローとなるかもとの嫌な雰囲気に。もともと大宮戦はドローが多いことがそんな気にさせるのでしょう。


 そして、出会いがしらの事故は後半41分に。


 真希のゴールは、「へ、あっ、入っちゃった」というべきもの。どう考えてもセンタリングの弾道が低すぎた、センタリングの失敗作。実際、スタジアムのカラービジョンのリプレイで一番驚いていたのが真希自身ですから。



 ヒーローインタビューはやはり真希。サポ仲間と「まかり間違っても狙ってましたなんて言うんじゃないよ。」と話していたら、「センタリングです」と正直に吐露。やはり本人が承知していたようで。


 勝利で勝ちロコもしましたし、浦和が負けて首位返り咲きしましたが、引かれた相手に有効な手立てをなかなか見いだせなかったのはある意味課題。


 結果オーライの真希のゴールで勝てたからいいようなものの、そうそう幸運が続くとは思えません。次節のエコパでの浦和戦はまさしく首位攻防戦。ここで結果を出せるかどうかが今後の清水行方を左右します。


 


 試合開始前に伝達がありまして、ゲーム終了後の旗振りや、拍手は引き分けの時はないそうです。それだけの覚悟を持ってこれからのゲームに臨むとのサポーターの決意表明。その拍手もしないゲームの第一号にならなくて少しほっとしています。

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