何もかも総べて想いのままに ここは俺たちの夢叶う小瀬

 スタジアムDJ JIROさんによる屈辱的ともいえる後半の入りのコメント。声が出ていないと言われれば致し方なし。


 後半戦開始の応援チャントは「夢かなう」のエンドレス。ようやく、スタジアム全体が一体となり「小瀬劇場」を作り出すことができた。


 


 試合開始前、サポ仲間と「開始20分でゴールを決めるも、83分にカウンターで失点。で、攻め続けるも結局ドロー。」などと自虐ネタで盛り上がる始末。


 


 開始早々の大西のシュートが外れたことで今日も苦戦するかもとの嫌な予感。それでも先取点は甲府。巧い具合にセットプレーで内山の体で押し込むようなシュートが決まる。


 


 ただ、その後のコーナーキックに象徴される、なんでそんなところから藤田が走りこまなければいけないのか、前線に人はいないのかと愚痴の一つも出したくなるようなポジショニングの悪さの連続。前半終わって幾分ホーム有利かなと思わせるぐらいの試合展開。


 


 で、ハーフタイム、クルバの中で荻のチャント練習をしている時に、あの怒髪天を衝くようなJIROさんの熱いコメント。これで我に返ったのはサポーター総べて。そうここはホーム小瀬。ホームと言っていながらまだ1勝すらしていない地。


 


 2点目はこれまた、セットプレー。信泳、片桐と立て続けに失敗したこぼれ球を秋本の目の覚めるような絵になる(ビジョンのリプレイでも様になっていた)流し込み。


 


 ある程度これで流れに乗ってきたのだろうか、キーパー中川と1対1になって決めたマラニョンのゴール。


 攻撃パターンも種々。 養父、片桐、信泳と数々のバリエーションを見せる。


 4点目は片桐のコーナーキック。ロスタイムの5点目はこれまたこぼれ球をマイクが決めて長いホイッスル。


  クルバの中で♪プロポーズ大作戦♪をあれだけやったらサポーターも弾けます。


 


 終わって見れば、5得点。でも、富山のカウンターが早い時間に決まっていればどうなっているかわからないし、何より富山の中盤が十分機能していなかったことから、養父も走れたし、吉田もトップ下まで駆け上がることができたゲーム。


 それ以上に、今日はゴール前の混戦をよくぞ制したと各選手を褒めてあげたい。前線に人を割いているのに、今までこぼれ球を拾う選手がいないため、それが攻守替えたカウンターになった面が少なからずあった。それでも、今日はセットプレー、こぼれ球の処理では及第点であろう。 


 


 勝って兜の緒を締めよ。サイドチェンジからの展開はまだまだだし、不用意なバックパス、パスミス、そして、フォローに誰も入らないなど、問題点のどれもが解決したわけではない。V東京戦で大やけどを負わないためにも、お祭り騒ぎは今日限り。

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