また成瀬に…。

ロッテ　　  ０ ０ ０ ０ １ ５ ０ ０ ０ 　 　 　 ６
オリックス ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ ０ 　 　 　 ０

（勝）成瀬　３勝１敗
（敗）近藤　２勝２敗

本塁打
（ロ）大松５号ソロ（６回、近藤）、橋本３号２ラン（６回、近藤）、今江１号ソロ（６回、ヤング）
（オ）



何か昨日の逆を見た気がする…。
４安打完封、マジ完敗。

開幕以降、先発ローテーションが物凄く安定してるロッテは小林宏の翌日、予想通りの成瀬。
オリックスは今シーズン金子の翌日の先発は、開幕から中山２回、鴨志田、香月とちょっとバラバラで所謂ローテの穴。
そして中山は３月２９日、鴨志田は４月５日、香月は４月１３日にそれぞれ登録抹消されてる。
だけど先週、木・金と雨天中止と移動で試合がなかった関係で、今回、今まで金子の次の次の試合の先発を続けてきた近藤が投げれたんだと思う。

近藤と成瀬の両先発の対決は、３月２９日のマリスタに続いて２回目。
その時は近藤の調子が良く、失点を許さない投球で、７回に塩崎のソロが出た後に交替、だけど中継ぎがリードを守れずに菊地原がランナーを溜めて、加藤大輔が代打サブローに逆転タイムリーを打たれるという悔しい敗戦を喫した。

チームの事情上、今近藤はNo.2かNo.3位の投手の位置に居ると思う。
その関係でどうしても、相手先発が一筋縄では崩せないのが多い。前回の近藤先発時の楽天戦はマー君だったし。
マリスタで見た近藤のピッチングが、７回で交替が勿体無い感じだったから、今回期待してた。
そして、打率リーグ２位の坂口が出て、昨日２ＨＲのローズがまた魅せてくれるだろうと。

試合開始にはちょこっと遅刻したんだけど、スタンドに向かうまでの間に歓声が聞こえた。しかも少し遠くの方から。（多分１回の西岡のヒットだと思う。）席に着いたのは１裏から。

１回、２回とオリックスは比較的大きな当たりが多かった。
もし東京ドームじゃなくってマリスタで、それなりの向きと強さの風が吹いてたらホームランだったかも、という当たりが２、３本あったと思う。
だけどここは東京ドーム。加えてロッテ外野陣の好守により、サクサク終了。

近藤の投球は、昨日の金子の立ち上がりよりは自分的に安心して見れた。
２回、ピンチを迎えた時ベニーのライト前に落ちると思った当たりを濱中がスライディングキャッチ。
芝にずっとその跡が残ってる程だった。
得点圏２アウトからのライトフライで濱中のファインプレーを見るのは３度目。
打率はともかく、いい仕事してると思った。
だけど昨日の両チーム５失策とは逆に今日は外野、特にロッテ側のファインプレーが本当に目立った…。

３回に、やっと先制点のチャンス。
１アウトから辻のツーベース、坂口のヒットで１、３塁。
だけどこの後、阿部三振、カブレラも凡退して得点ならず…。
もしここで得点してたら、少しこの後の流れが変わってたかもしれない。

昨日がロッテにとって魔の５回なら、今日はオリックスにとって魔の６回。
４回に１点取られてから、近藤の投球はボール先行気味、ボールカウントが溜まって、ストライクを取りに行った所を打たれるパターンになったように思えた。
１アウトの後、大松のソロ、里崎、オーティズの連続ツーベース、橋本のツーランと一気に４点を取られて近藤降板。
替わったヤングはあたしの中ではまだ未知数。投球練習では低めに決まってた感じだったけど、２アウト目を取った後にまさかの今江のホームラン…。６対０の結果のうち、５点をこの６回に取られてしまった…。

その後、相変わらず打たれない成瀬、ヤングの後７回からマウンドに上がった高木の好投で９回へ。
９回裏、１アウトからカブレラがツーベースで出塁、続くローズはフォアボール。
せめて１点でも返しておきたいと、祈りをこめて流れるチャンテ。
次のバッター濱中は、守備では魅せてくれるんだけど、１割バッター。まぁ、濱中が５番抜擢される前の５番・ラロッカがもっと不調だったからこれは妥当だとは思う。
でも濱中本日ツーベースを打ってることもあり、どうしても期待してしまう。
だけど結果は一番そうなって欲しくないものが。ゲッツーで終了。

濱中について、阪神時代の活躍をそこまで知らないんだけど、名前を知ってるからそれなりに打つ選手なんだろうくらいの認識。
濱中（と吉野）を獲得するにあたって、放出した選手が平野恵（と阿部健）だったからか、やたらめったら守備を気にしてしまった。
確かに、先月のマリスタ、昨日、今日とピンチの時に濱中は本当にいい守備をしてる。
だけど、明らかにセンター・坂口の守備範囲だろうとかいうのも本日２度ほど。
ぐっち何やってんの、って思うべきか、濱中守備範囲広いと思うべきか、でしゃばりと思うべきか…悩むところではある。