
メークレジェンド完結 〜阪神、142試合目に散る〜
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OKADA16
2008年10月11日 03:38 visibility235
2008年度ペナントレース
セ・リーグは読売ジャイアンツの優勝で幕を閉じました。
原監督、そしてジャイアンツの選手、関係者の皆さんおめでとうございます。
う、う、う、、、悔しい。
あれだけ首位を独走してきたのに
142試合目で優勝をかっさらわれるなんて・・・。
今夜はきっと眠れません。
なぜ阪神が13ゲーム差を守れなかったのかを考察します。
「戦力が最初っから違いすぎるわ!」というのはここではナシで。
13ゲーム差を詰められた理由は簡単です。
ジャイアンツとの直接対決で勝つことができなかったからです。
8月30日から10月8日にかけて、阪神はジャイアンツに一度も勝っていません。
マジック対象チームに7連敗ということは、それだけでゲーム差が7も縮まります。
ではなぜ、勝つことができなかったか。
ジャイアンツの強力打線もさることながら阪神のほうも大概打ててなかったのではないでしょうか?
そう考えて、7連敗中の阪神の打撃成績を調べてみました。
こんな感じです。
林 .333(15-5) 0本 1打点
矢野 .320(25-8) 0本 3打点
金本 .304(23-7) 2本 2打点
平野 .261(23-6) 0本 1打点
赤星 .258(31-8) 0本 1打点
今岡 .188(16-3) 1本 2打点
関本 .167(24-4) 0本 2打点
鳥谷 .045(22-1) 0本 1打点
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桜井 1.00(1-1) 0本 1打点
高橋 .444(9-4) 0本 0打点
新井 .400(5-2) 0本 1打点
バル .250(4-1) 0本 1打点
葛城 .000(8-0) 0本 1打点
桧山 .000(6-0) 0本 0打点
野口 .000(2-0) 0本 0打点
浅井 .000(1-0) 0本 0打点
藤本 .000(1-0) 0本 0打点
投手 .000(9-0) 0本 0打点
まず目につくのは、関本と鳥谷の数字です。
今年チームを引っ張るまでに成長したこの2人が完全に抑えられています。
中心選手がこれでは負けるのも不思議ではありません。
次に、桧山と葛城の打率が.000です。
この数字からは、代打がことごとく失敗していることが読み取れます。
阪神がペナントレース前半に独走した理由の一つが驚異的な代打成功率です。
岡田監督の勝負勘も冴えまくり、特に桧山と葛城は代打での打率が4割を超えていました。
右の代打、高橋光と浅井もバカスカ打っていました。
前半戦は勝負どころで打つことができていたので、勝ち星を積み上げることができたのです。
後半戦は代打もあまり成功せず、ここ一番で得点することができませんでした。
ジャイアンツ戦ではその悪い部分がモロに出てしまったのでしょう。
試合を観ていてもモヤモヤする展開が多かったはずです。
それも運や実力のうちだったと受け止めるしかないです。
最後に個人的な感想です。
鳥谷と葛城が実力の割に地味なイメージが強いのは
こういった試合(首位決戦)であまり目立てないからなのだと思います。
二人の私生活は派手そうですが、ここではあえて触れません。
明日はパ・リーグのクライマックスシリーズ、緊張します。
小松を第1戦から外した大石監督の作戦は果たして成功するか!?
・・・あ〜、悔しい〜!今年は優勝できると思ったのに!
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- 事務局に通報しました。
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