【不良中年の独り言】東南アジア出張回想記〜台湾・台北その１

暑い・・・。もう９月の１週目というのに、この日曜も３５度はあろうかという暑さ（ＴｏＴ）
あの「歓喜のブロック優勝」から２週間。「実は９年ぶりだった決勝進出！」から１週間。
あの日も暑かったけど全然変わらない暑さが続く。

夏ばてではないのだろうけど、ジャイアンツ打線の元気のなさ、名古屋Ｄが苦手とか
関係なく、今年はなんだかヤバそう。Ｖ４危うし！！！

さて、以前「１０年以上前に東南アジアへの出張が多かった」と記載した。
いつまでも続くこの暑さで、またまた記憶を掘り起こして、しばらく「回想記」として
みようと思う。

まずは台湾・台北。最初の出張先である。
以前記載した「弾丸ツアー」は、この台北出張から１年後の話。

１人での海外出張。台湾・台北への渡航。２泊３日・・・。全てが初めての体験である。
得意先の担当者から旅行代理店を紹介され、飛行機とホテルの手配から現地アテンダーまで
揃えてもらい、私は当日空港に行くだけ。
航空会社は当時の悪名高い「中華航空」。そう、名古屋空港でお尻から着陸した
あの航空会社である。不安のまま７時半羽田発で空路台北へ。

台北までは飛行機で３時間。時差は１時間だったかな？
時期は９月の終わりごろ。それでも台北空港に降り立つとムッとする熱気が。
やはり南国特有の暑さであった。
空港の到着ロビーで「○○さま」という私の名前の看板を見つけて現地アテンダーと
ご対面。人のよさそうな台湾人のおじさんである。

台北市内までは高速道路で約４５分。ホテルにチェックインしたのが１２時前。
機内食を食べたのでシャワーを浴びて出張の目的である店舗視察に出発。
午後をまるごと使って４時間ほどで１２件の店舗を視察し、夕食に向かう。

おじさんとはすっかり打ち解けていろんな話を聞く。日本語がめちゃくちゃ上手！！
台湾の人たちは親日派が多いことや、中国との国交断絶状態であること、
市内のいたることろで工事が多かったのは（当時の話）パチンコが強烈に流行り、
警察ぐるみでの汚職が発覚したのを期に、市内の全てのパチンコ屋を閉店させて
いるからだとか。当時は経済成長も著しかったころなので、結構、市内全体も活気が
あって、なんだかワクワクさせる国だという第１印象であった。

食後、私が「なんか面白いものってないの？」と聞くと、おじさんすかさず
「えっ、女？それともイミテーション？」と聞き返してきた！！
一瞬考えて、まずは「イミテーション」を依頼。
すると、おじさん携帯でどこかに連絡。タクシーで移動しはじめる。

場所はよくわからないが、繁華街のはずれ。雑居ビルが乱立する一角に到着。
いかにも怪しげなビルに向かうと、入り口に大きな黒人のおじさんが二人・・・。
おじさんと私が近づくと大きな鉄扉を開けて中に招き入れてくれた。
地下に降りる階段をくだると、そこにはまた鉄扉が・・・。どんだけ厳重なの？
さらにもう一枚の扉の向こうにはデパートのブランド品売場かと思うようなスペースが！
１００平米あろうかという空間には様々なブランド品のバッグや財布、靴なんかが陳列。

私がウロウロ見ていると東洋系の団体が入ってきて物色開始。
う〜ん・・・。ここは「偽物ブランド品のデパート」なんだね。
カミさんへのおみやげでプラダの財布とグッチの時計を、自分用にも財布や時計などを
購入。初めての「なんちゃってブランド品購入体験」でちょっとドキドキ・・・。

買い物が終わり、一度ホテルに戻る。途中おじさんが「この後どうします？」
「まだ８時前だから、どこかに飲みに行きましょうか」というと「じゃぁ２０分後にロビーで」
となって「台北ナイトツアー」初体験に突入！

ちょっと長くなったので、この話は後日「その２」として。

ところで、台北に限らずどこの国でもタクシーの運ちゃんの運転は荒い！
高速なんか走っていると命の危険を感じる。
台北でタクシー移動していると、おじさんがポツリと「外国人のお客さんを乗せてると
運転おとなしいはずなんだけど・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
って、俺って「外国人の客」に見られてないってこと（ＴｏＴ）

台北市内では原チャリの多さにビックリ。中国の自転車と双璧かな・・・。