巨人×阪神(8回戦/阪神6勝2敗=東京ドーム)

  • 武蔵
    2008年05月07日 22:27 visibility32

10−3・・・これは夢物語。

木佐貫が金本への頭部死球により、
3回途中で危険球退場と予想だにしない展開に。
立ち上がりから全体的に球が高く不安定で、
仮に続投したとしても打ち込まれていた可能性は否めません。
救援陣も要所で踏ん張り切れず、勢いを堰き止めてしまう形に。
打線も11安打を放ちながら、苦しむ投手陣を打ち崩すことができず。
2、3回に無死から、満塁・1、2塁と絶好の場面で無得点、
7回の1死1、2塁では、ラミレスの一発がファンに妨害され2塁打扱いになり、
その後さらに満塁となるも、ゴンザレスの右前打で1塁の阿部が2塁封殺と、
ことごとく自滅しては、ツキにも見放される始末で空回り。
ここ数試合は特に、亀井と坂本の選球眼と状況判断の粗さが、
流れを大きく左右するくらい顕著に表れだしましたね。
1、2番は出塁率が鍵となるので、積極性は大いに評価すべきことではありますが、
闇雲に打って出るばかりでなく、時には待つことも必要なことを念頭に置いてほしいと思います。
しかし全体的に、犠打失敗、カバーの遅れ、余計な四球など、
とにかく、攻守にいらぬミスが多いのが今後も課題ですよね。
これらがなければ、大差で圧勝していてもおかしくないはずです。
巨人側が勝ちを意識しすぎて熱くなっているのとは裏腹に、
阪神側は冷静かつ余裕のある試合運びなように見受けられます。
すべてにおいて、自分の役割を的確にこなしているかどうかが、
この1点差というスコアに繋がっているような感じです。
結果的に昨日と同じく、そつなく堅実にプレーした方に勝利の女神が微笑むということですね。

とりあえず、ワンセグは今後もぜひ延長放送を。



 

※選手名は敬称略

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