
20110420 阪神対巨人 一軍戦
-
-
ヘンリー
2011年04月20日 23:28 visibility415
仙台は先日雪が降りまして、その寒さにより風邪をひいてしまいました。若干もうろうとしながらの観戦です。
それでは。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」―野球は理にかなわぬことを多くやった方が負ける
とは、野村元監督の言ですが、まさにその通り。巨人は連日のミス連発ぶりでしたが、今日は阪神にもミスがあり、終わってみるとアラ不思議。なぜか勝ちを拾っていました。
あちらのポテンヒットはラミレスの緩慢守備などで落ちたりタイムリーになっているのに、こちらのポテンヒットになりそうな打球は平野のファインプレーで阻まれるなど、正直今日も負けかなと思ってみていました。
・阪神の捕手が矢野じゃなくて良かった。
本日の解説についていたのは、昨年まで阪神にいた矢野です。その彼が、城島のリードに対していちいち注文をつけていましたね。
巨人の打者の弱点を突くこと、配球が単調にならないようにすること……エトセトラ×2。
阪神の優勝を2度も成し遂げただけのことはある、実に理にかなった鋭い指摘ばかりでした。あぁ怖や怖や。
・な、なんでそこで内海?
阪神とは抜群の相性の悪さを誇る内海を同点の場面でリリーフ登坂。
脇谷のエラー(今日は守備でしたね)もあり失点しました。しかし、内海は味方のエラー後は粘りが全く効きませんよね……。
・脇谷の落球!?
審判からは見えなかったんですね。仕方ないです(阪神ファンにとっては憤懣やるかたないでしょうが)。
その後の小笠原の際どい内野安打の際に、新延長ルールを意識したかのような真弓監督の抗議がありましたが、結局それが命取りになりましたね。
・9回裏、二死満塁で代打桧山
真弓監督も迷采配をなさる。あそこは林でしょう。でなくても桧山はない。
巨人と同じく様式美の代打なのかもしれませんが。
続いては選手について。
・トーレス(巨人投手。右投げ)
コントロールがアバウトすぎますが、球威はそこそこあり、変化球と織り交ぜるといいコンビネーションになるようです。
ただ、阪神の打線は軒並み低調なので、過信は禁物ですが。
・久保(巨人投手。右投げ)
昨日は敗戦投手となってしまいましたが、内容自体は昨日今日と問題なし。
フォームが2段気味ですが、西武の涌井なんかの方がよっぽど2段モーションですので、別に気にすることはないかな……。
・ロメロ(巨人投手。右投げ)
昨日の今日で、まさか抑えに来るとは思いませんでした(苦笑)
やっぱり見ていて怖い投手です。マートンに打たれたのはど真ん中のストレート。平野にも変化球が真ん中にいっていました。
矢野にフォークを投げる際の腕の緩みを指摘されていましたね。
勝ち試合では点差がないと難しいかなぁ。
好投を続けている西村を試してほしいところですが……。
・坂本(巨人内野手。右打ち)
特段ファンということではないのですが、ナイスプレーが続いているので書かないわけにはいきません。
センター前に抜けるかという打球を止めましたね。打球の強さからいって、抜けていたらもう1点入っていたかもしれません。
試合が1点差で勝ったということもあり、このプレーがいかに大きかったかということが伺えます。
・高橋(巨人外野手。左打ち)
ヒットこそありませんでしたが、3四球。この高出塁率は貴重です。
・長野(巨人外野手。右打ち)
4安打!
固め打ちはいいことですが、ムラをもう少し減らしてほしいですね。
・亀井(巨人外野手。左打ち)
タイムリーを打ったあの瞬間は、ちゃんと腰の入ったバッティングでした。
しかし、その他の凡退や打席の内容を見ていると、あれはまぐれだったのかなぁとまだまだ信頼は出来ない感じです。
試合の流れとしては阪神よりだったかと思いましたが、トーレスが意外に粘り、そしてあの脇谷の落球(未遂?)、小笠原の激走もあって混沌としていった中で長野の鋭い当たりが飛び出しました。その際、ラミレスの好走塁もありましたね。
しかし、あそこまで三安打と振れていた長野に対しての配球、そこが少し甘かったのではないかと矢野が指摘していたように、僕もそう思いました。一塁は空いていて、次は亀井……うーん。
矢野(巨人の方のです)は当たりが出ませんね。そろそろ加治前・隠善にとってかわられてしまいそうな気がします。
本日の巨人リレー
トーレス(6回自責2)→内海(1回自責0失点1。勝利投手)→久保(1回。H)→ロメロ(1回自責1。S)
打線
1坂本
2脇谷
3小笠原
4ラミレス
5高橋
6長野
7亀井
8加藤
9トーレス
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件