世界陸上の痙攣続出


この大会では足がつるなど運動不足の素人が陥るようなトラブルに見舞われる選手が多いようだ。
棒高跳びの沢野大地選手なんか一度もまともに跳べずに終った・・・・。
「もうすぐです!!」で何時間も引っ張るホントかウソかよく分からない織田裕二情報では100、200m優勝のタイソン・ゲイ選手も「あちこち痛い」と言って200の準決勝前には泣いていたらしい。
「アスリートと食生活」と言うハナシを僕がするなど、「釈迦に説法!!」。織田裕二の演技指導に鹿賀丈史あたりが「うるさい!!!」とキレるのレベルなのは承知の上で言わせてもらうと「恐らく問題はミネラル補給です!!」だ。特にマグネシウムではないのか。
実を言うと今でもそうだが大酒を食らっていた時の僕は慢性的な「あちこちがつる」と言う症状に悩まされていた。特に夏場は昼間の外の仕事をすると一日に数回手足の指がつり、階段を昇るとふくらはぎがつると言う状態だった。スポーツ選手ではないので大した問題とも思わず我慢していたが、血液検査をした時に肝臓の数値が高いのは当然として、ミネラルがガタガタなのに気付いた。医者に聞くと「汗や尿と共に血中ミネラルが抜ける。マグネシウムが抜けると痙攣の原因になる」と言われた。
間違いなく酒を飲むと尿が近くなる。尿量をコントロールするホルモンが分泌されないとか言うハナシだったと思うが、観察するとその頃の僕は毎日6リットル以上の水分を捕り、最終的には全ては尿となりその度にミネラルも抜けていたのだ。酒を止めれば済むのだろうがそれは嫌ななのでミネラルのサプリメントを一日二、三回に分けてマメに取るようにしてみた。すると半年くらいたって「つらなくなった」のだ。
医者が骨粗しょう症の人に「若い頃からコツコツ取ってないと今更カルシウムを取っても遅いです」宣告するように、ビタミンBCの様にすぐ黄色い尿が出るのと違い、ミネラルの吸収には長い時間が掛かるらしい。失われるのは早いのに・・・・。

今年の夏は暑かった。しかし暑いのは世界レベルの選手なら当然調整して来ているはずだ。アテネ五輪なんか40度を連発していたがこんなにトラブルはなかったと思う。今年の夏をハードトレーニングで過ごしてみた感想としては問題は気温ではなく湿度を含めた不快指数なのではないかと感じた。
自分の人体実験では8月は37度でも動ける日があれば32度で意識朦朧となる日もあった。不快指数の高い日ほど体は冷却の為にか体が汗としての必要以上の水分を欲しがり、試合の合間にせわしなくトイレに駆け込んだりしていたように思う。37度越えの日なんかは取った全部汗に消えていたのだが・・・。


決してレベルの低くないはずの女子200mでアジア大会あたりでは相当なビッグネームでありながら短距離では年寄りになってしまうスリランカの31才、ジャヤシンゲ選手が、多分シドニー五輪以来くらいの銅メダルを獲得した。このあたりはなんか参考になりそうだ・・・。












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