
伊吹降ろしに颯爽と〜サムッ((( ~~ -~~)彡
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うめさん
2008年02月26日 00:07 visibility268
先週末、東京では春一番の南風が吹いたらしいが、日曜日の名古屋では北西の風が吹き荒れていた。
岐阜県と滋賀県の県境、1927年に世界山岳気象観測史上1位になる11.82mという積雪を記録している豪雪・伊吹山を駆け下り関ヶ原の谷間を抜けて濃尾平野を襲う、いわゆる『伊吹降ろし』だ。
伊吹山と言えば古くは日本武尊が山の神と戦って死に、現代では新幹線を頻繁に止める魔の山である。戦って勝てる相手ではない。
名古屋市内は前夜に降った雪も積もっている。そんな日曜日は家に篭ってこたつで丸くなっているのが正解なのだろうが、朝から庄内川河川敷には馬鹿どもが何百人と集っていた。
もちろん岩手の蘇民祭でもなければ国府宮はだか祭でもない、野球である。
この所続いたの週末の悪天候で中日旗杯の二回戦とセントラル春期トーナメントの一回戦が重なってしまった。監督はどちらかを棄権するつもりでいたようだが少しだけ悩んだ挙句、庄内川上流で行われる中日旗杯に主力選手を回し、下流のセントラルには僕と監督と助っ人で望むと言う彼としては当然と言える結論に至った。
監督がかねてより懇意にしているドリームスと言うチームに助っ人を頼むと、当日「これ幸い」とばかりに助っ人だけで見事に九人揃ってしまった。
結果、二人で助っ人を頼んだドリームスのユニフォームを借りて試合に臨むと言うヘンな展開になり、助っ人相手に「スミマセン、お邪魔します」と言う「軒先を貸して母屋を・・・・」状態だったのだが、試合はセンガクショウ名義で10-0の勝利となるのだから世の中にはまだまだ僕の知らない事が沢山ある。
試合終了後、上流で行われている中日旗杯に向けて車で猛ダッシュ、試合はまだ二回までしか進んでおらず、当然の如く監督はマウンドへ。
寒い。メチャクチャ寒い。威力を増した伊吹降しが容赦なく河川敷を吹き荒む。
二回戦を4対3で辛勝したものの三回戦の「TIME OUT」戦で監督は四番打者から二本塁打を被弾し、バックのエラーも続出。5-3で力尽きた。
「TIME OUT」のHPを見ると『チームポリシー・全国制覇!!チーム方針に従えない選手は即刻解雇です。厳しさを乗り越えられない選手に明るい未来はない!』だそうだ。会費を払っているのに解雇と言うのは労働基準監督署もひっくり返るハナシだが、その厳しさは対戦しただけでも伝わってきた。
僕自身の話だが、庄内川下流の稲永球場での試合で終盤に一打席だけ出場したものの三振。半年前になる前回の打席も稲永で三振だった。稲永と相性が悪いのか、ただ単にヘタなだけなのか・・・・・・。
ただしストライクのボールを空振り三振したのに何故かキャッチャーが後逸、振り逃げで初出塁を果たした。更にパスボールで二塁に進む。
十数年振りの出塁だったが、リードやスタートなど割と自然に出来たのが収穫だった。
ちなみに打席の内容を書くと。
『初球』
内角一杯のストレート。とっさに「右打ち狙いの今の打ち方ならファールにしかならず、前に飛んで初球で凡打もつまらない、審判がどこまでストライクを取るのか知りたい」と思い見送る。
『二球目』
高めのボール球へのハーフスイングがスイングと判定されストライク。
『三球目』
真ん中付近のボールをバックネットにファール。
『四球目』
真ん中高めのストライクに空振り、振り逃げ出塁。
だった。
相手が大敗に戦意を失い。全球ストライクのストレートを投げて来たのもあるが、気負いも緊張もなく打席に立てたのは収穫だ。三球目のボールをきっちり仕留める事が出来れば・・・・・。
まあ、たらればの話である。
テニス打法から研究して完成させたと思っていた新打法で左足股関節の内転筋を痛めてしまった。今も全力で走ると激痛が走る。これでも二週間前まで足を引きずっていてたのだから野球が出来るだけでも劇的な回復である。
近所の外科医のお陰なのだが、この話は次の回に・・・・。
- 事務局に通報しました。
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