東海大相模の一二三 サイドスローに変えていなかったら

 


彼ほどすんなりと成功体験を捨てられる選手はまず居ないだろう。


 


東海大相模が11日、初戦となる2回戦を突破した。


 


エースの一二三慎太はセンバツの時にはMAX149km/hを投げる、今大会No.1ピッチャーと言われた。


 


秋の神宮大会では全国2位となる準優勝。


 


そこまでいって、しかも短い期間に、それまでの投げ方を完全に変えるという決断は普通の投手には出来ないのではないだろうか。


 


 


 


東海大相模は今回勝ったことで、初戦敗退した春のセンバツを既に上回った。


 


一二三がサイドスローに転向していなければ、夏は甲子園出場すら果たせていなかったことだろう。


 


一方、サイドスローに変えて、甲子園予選の早い段階で負けていたら、多くのファンは彼のことを馬鹿なエースと呼んで批難していたことだろう。




彼は実力はもちろんだが、考え方が評価できる。


 


私がプロの監督だったら、一番に指名したいのは一二三だ。


 


 


 


サイドスローと言えば、去年最多勝を獲得したヤクルトの館山を思い出す。


 


一二三は将来、館山を超えて欲しい。


 

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